ネットワークドライブでの共有

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ネットワークドライブでの共有

プロジェクトを共有する一番簡単な方法は、プロジェクトファイルを共有ネットワークドライブ上において、それぞれの利用者のマシンから同時にそのプロジェクトファイルにアクセスすることです。

 

注意:

Google DriveやSharePointのようなファイル共有の仕組みは、各マシンでは対象のファイルのローカルコピーを編集しますので、同一のファイルを同時編集する、このページで説明しているネットワークドライブでの共有とは異なります。Google DriveやSharePointのようなファイル共有の仕組みで複数名での並行作業を行うことはできません。

 

 

ネットワークドライブでの共有に関する注意点

共有ネットワークアクセスにおける問題点は、以下の通りです。

項目

説明

同時書き込み

ある人がファイルの内容を参照・編集している瞬間に別の人が参照・編集しようとした場合に、その操作が拒否される場合があります。

(参考:共有プロジェクトにおける表示内容の更新EAPXファイルの修復)

変更内容の表示への反映

モデルブラウザの表示内容の更新は、自動的には行われません。そのため、利用者は時々プロジェクトを読み込みなおし、更新内容を表示させる必要があるかもしれません。

ダイアグラム

もし、二人あるいはそれ以上の人数で同時に同じダイアグラムで作業をした場合には、先に編集内容を保存すると、他の人は編集作業を継続できません。1つのダイアグラムに対して作業をするのは一人に限定するのが一番よい方法です。

ファイルの破損

もし利用者のマシンが止まってしまった場合・ネットワークが停止した場合・マシンの電源が予期せずに落ちた場合などには、プロジェクトファイルが破損し、修復する必要がある場合もあります。プロジェクトファイルの修復機能は、「プロジェクト」リボン内の「ツール」パネルにある「管理」ボタンを押し、「EAPXファイルの管理 | EAPXファイルの修復」 (QEA/QEAXファイルも同様) から実行できます。

 

注意:

FEAPファイルはネットワークドライブに配置して利用することはできないため、プロジェクトの共有には適しません。

 

 

参照: