インストールと設定

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  プロジェクトの作成と管理 > Proクラウドサーバ > 有料ライセンスで利用できる機能 > 可視レベル >

インストールと設定

Proクラウドサーバは標準的なWindowsインストーラのパッケージとして提供されます。可視レベルの機能は既定の設定でインストールされるようになっています。インストール先はインストール時に変更することができます。インストール時の既定のインストール先は、C:\Program Files\SparxSystems Japan\Pro Cloud Server\RLS となります。

 

 

必要条件

可視レベルの機能を利用するための条件は次の通りです。

 

 

フォルダに含まれるファイル

可視レベルの機能に関するフォルダには、可視レベルの機能を設定あるいは解除するためのSQLスクリプトが格納されています。

行レベルセキュリティの実装はDBMSによって全く異なります。最終的に得られる結果は変わりませんが設定する方法が変わるため、それぞれのDBMS用のスクリプトを提供しています。

 

作業

スクリプト

行レベルセキュリティの機能をOracleに適用する

EASchema_VL_Updates_Oracle.sql

このスクリプトで、必要となるファンクション・プロシージャ・ポリシー・トリガー・ロール・各テーブルへの追加の列を作成します。

行レベルセキュリティの機能をSQL Serverに適用する

EASchema_VL_Updates_SQLServer.sql

このスクリプトで、必要となるファンクション・トリガー・ロール・各テーブルへの追加の列を作成します。

行レベルセキュリティの機能をOracleで解除する

EASchema_VL_Removal_Oracle.sql

このスクリプトでは、追加したそれぞれの情報を削除します。

注意:

プロジェクトの内容はそのまま維持されます。

行レベルセキュリティの機能をSQL Serverで解除する

EASchema_VL_Removal_SQLServer.sql

このスクリプトでは、追加したそれぞれの情報を削除します。

注意:

プロジェクトの内容はそのまま維持されます。

 

 

実行方法

可視レベルの機能を利用するためには、上記のスクリプトをEnterprise Architectのデータベースに対して実行する必要があります。実行する際には、必要な権利を持つユーザーで実行してください。

 

Oracleのスクリプトの実行手順

#

操作方法

1

変更対象のEnterprise Architectのデータベースの確定する

2

モデルを利用中のユーザーがいないかどうかの確認する

3

(必要に応じて) サーバを物理的に切り離し、データベースを利用できないようにする

4

データベースをバックアップする

5

SQLスクリプトを実行するためのコンソールを開き、権限のあるユーザーでログオンする

6

Oracleのスクリプト (EASchema_VL_Updates_Oracle.sql ) を読み込む

7

スクリプトの先頭に記載しているコメントの内容を確認し、必要に応じて作業を行う

8

必要に応じてアカウントの置換を行う

9

スクリプトを実行する

10

実行後の状態について、再度バックアップを取得しておく

11

異なる可視レベルに設定した5つの設定をクラウドサービス設定ツールで登録する

12

(必要に応じて) 手順3で切り離した環境を元に戻す

13

Enterprise Architect アルティメット版を起動し、最も高い可視レベルでモデルを開き、パッケージに対して必要な可視レベルを設定する

 

 

MS SQL Serverのスクリプトの実行手順

#

操作方法

1

変更対象のEnterprise Architectのデータベースの確定する

2

モデルを利用中のユーザーがいないかどうかの確認する

3

(必要に応じて) サーバを物理的に切り離し、データベースを利用できないようにする

4

データベースをバックアップする

5

SQLスクリプトを実行するためのコンソールを開き、権限のあるユーザーでログオンする

6

SQL Serverのスクリプト (EASchema_VL_Updates_SQLServer.sql ) を読み込む

7

スクリプトの先頭に記載しているコメントの内容を確認する

8

スクリプトを実行する

9

実行後の状態について、再度バックアップを取得しておく

10

それぞれのユーザーに対して、適切な可視レベルを設定する

11

異なる可視レベルに設定した5つの設定をクラウドサービス設定ツールで登録する

12

(必要に応じて) 手順3で切り離した環境を元に戻す

13

Enterprise Architect アルティメット版を起動し、最も高い可視レベルでモデルを開き、パッケージに対して必要な可視レベルを設定する