入れ子になっているパッケージのバージョン管理

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入れ子になっているパッケージのバージョン管理

入れ子になっているパッケージに対して、個別にバージョン管理することも可能です。この場合、親パッケージの内容を編集しても、子パッケージの内容には影響しません。

 

 

ガイド:

項目

説明

チェックアウト

バージョン管理システムにパッケージを保存するときには、入れ子になっている子パッケージについてはモデル情報を出力しません。これにより、親パッケージをバージョン管理するときに、子パッケージの内容を上書きしてしまうことがなくなります。

パッケージをチェックアウトした場合にも、子パッケージについては変更したり削除したりすることはありません。

最新バージョンを全て取得

この機能により、ルートパッケージ以下がとても大きいような場合にも、効率的にバージョン管理を行うことができます。すべてのパッケージを更新するには、「最新バージョンを全て取得」 機能が便利です。

モデルの読み込み

入れ子になっている複雑なパッケージをプロジェクトに読み込む場合には、最初に最上位となるパッケージを読み込み、その後「最新バージョンを全て取得」を実行し、入れ子で管理されているパッケージの情報を取得する必要があります。

この方法を活用することで、分散環境においても複雑なパッケージ構成のモデルを読み込むことができます。

なお、階層管理ファイルは、上記の手順を簡略化し、1回の操作でパッケージ構成の全てを読み込むための情報です。