シミュレーションのブレークポイント

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シミュレーションのブレークポイント

ブレークポイントサブウィンドウのシミュレーションブレークポイントタブでは、シミュレーション実行時のブレークポイントの管理を行うことができます。

 

ブレークポイントに到達すると、ローカル変数サブウィンドウで、シミュレーションで利用している変数の値を表示することができます。また、このときに、シミュレーションサブウィンドウのコンソールで、変数の値を変更することもできます。

 

 

利用手順:

リボン

シミュレーション > 共通 > ブレークポイント

 

 

シミュレーション機能を実行すると、モデルの内容を解釈し、開始点から1つずつノード(状態やアクション)を進んでいきます。ブレークポイントに達すると、動作が停止します。

 

ブレークポイントが設定可能な要素は、状態・アクション・アクティビティのいずれかです。ブレークポイントは、Enterprise Architectのプロジェクト内に保存されます。

 

シミュレーションの対象の要素でブレークポイントが設定されている要素は、左上に緑色の丸が表示されます。シミュレーションが動作していないときには、この丸は表示されません。

 

ブレークポイントに停止したときには、Javascriptの解釈機能が有効な場合にはすべてのシミュレーション変数はローカル変数サブウィンドウに表示されます。

 

また、シミュレーションサブウィンドウ内のコンソール欄からは、変数の値の変更を実行することができます。

 

アイコン

操作方法

定義済みの全てのブレークポイントを有効にします。

定義済みの全てのブレークポイントを削除します。

定義済みの全てのブレークポイントを無効にします。

現在ダイアグラム内で選択している要素に対して、ブレークポイントを設定します。

ブレークポイントを設定した要素には、実行時に要素の左上に緑色の丸が表示されます。

ブレークポイントのセットを切り替えます。

ブレークポイントセットに対して操作を行います。

  • 新規セット: ブレークポイントのセットを新規に作成します。
  • セットとして保存: 現在の内容で、ブレークポイントのセットを新規に作成します。
  • 選択したセットの削除: 選択中のブレークポイントセットを削除します。
  • すべてのセットを削除: 全ての定義済みのブレークポイントセットを削除します。
  • セットの内容を更新: 最新の定義内容を取得し直します。

 

注意:

  • シミュレーションに関する機能は、シミュレーションの実行中に利用できます。
  • 動作解析の設定を行う場合には、特定の設定を既定の設定として指定し利用することもできます。

 

 

参照: