トリガのパラメータ

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トリガのパラメータ

シミュレーション中に、トリガにパラメータを渡して発行することもできます。複雑なシミュレーションを実行するために、トリガに関連する値を随時指定して、その値に応じた振る舞いの変化を確認することができます。

 

 

項目

説明

概要

パラメータのあるトリガを利用するための流れは以下の通りです。

  • まず、シグナル要素を作成し、その要素に属性を追加します。この属性が実行時のパラメータになります。
  • ダイアグラム内の遷移に対して、作成したシグナル要素を呼び出す、シグナルと同名のトリガを遷移に関連づけます。
  • シミュレーションの実行時に、このパラメータの値を指定するためのダイアログが表示され、値を入力することができます。

シグナル

シグナル要素はシグナルトリガに関連づけて利用します。下の例では、2つの属性(パラメータ)を持っています。トリガの発行時や、トリガセットの構成時にパラメータの実際の値を指定します。

トリガを作成する際には、シグナル要素と同名にする必要があります。

 

トリガのパラメータ

トリガのパラメータを指定するダイアログが実行時に表示されます。文字列については、二重引用符(”)で囲む必要があります。そうでない場合には、他の変数を参照すると解釈されます。

パラメータが複数ある場合には、その全ての値を常に設定する必要があります。

 

サンプル

下の例はトリガのパラメータを利用する図の例です。Evalueate Login の状態では、トリガとして渡されてきた値の内容を参照し、次の状態を決定しています。