AddNewメソッド

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AddNewメソッド

AddNew()メソッドは、Collectionに対して要素を追加する場合に使われます。追加する場合には、NameとTypeのパラメータを指定する必要があります。これらのパラメータの使われ方は、操作対象となるコレクションの種類によって変わります。例えば、要素をElementsコレクションに対して追加する場合には、Typeのパラメータには、基本的なUML要素の種類名(英語名)、あるいはプロファイルで定義される要素名を完全修飾名(例:SysML1.4::Requirement)で指定する必要があります。

 

 

AddNewメソッドの引数

以下の表は、それぞれの種類のコレクションについて、指定する内容を示した表です。

 

属性

パラメータ

AttributeConstraints

Name - 作成する項目の名前

Type - 属性の制約の種類

Attributes

Name - 作成する項目の名前

Type - 属性の型

AttributesEx

Name - 作成する項目の名前

Type - 属性の型

AttributeTags

Name - タグ付き値の名前 (完全修飾名か任意の文字列)

Type - タグ付き値の値

Authors

Name - 作成する項目の名前

Type - 作者の役割

Clients

Name - 作成する項目の名前

Type - 顧客の役割

ConnectorConstraints

Name - 作成する項目の名前

Type - 制約の種類

ConnectorConveyedItems

Name - 要素のGUID

Type - 未使用(空文字列を指定してください)

注意:

この種類の場合、オブジェクトを返しません。

Connectors

Name - 作成する項目の名前

Type - 接続の種類

ConnectorTags

Name - タグ付き値の名前 (完全修飾名か任意の文字列)

Type - タグ付き値の値

Constraints

Name - 作成する項目の名前

Type - 制約の種類

ConstraintsEx

Name - 作成する項目の名前

Type - 制約の種類

CustomProperties

この項目を追加することはできません。

DataTypes

Name - 作成する項目の名前

Type - データ型

DiagramLinks

Name - 未使用(空文字列を指定してください)

Type - スタイルを示す文字列

(Typeの値を空文字列にした場合には、戻されるオブジェクトに対して書式を設定してください。)

DiagramObjects

Name - 空文字列にするか、あるいは以下のように要素の配置位置と大きさを指定します。

l=要素の左端座標, r=要素の右端座標

t=要素の上端座標, b=要素の下端座標

 

 diagram.DiagramObjects.AddNew("l=200;r=400;t=-200;b=-600;", "");

 

注意:

上下の位置については内部的には負(マイナス)の値で保存されます。

 

Type - 未使用(空文字列を指定してください)

Diagrams

Name - 作成する項目の名前

Type - UMLのダイアグラムの種類か、あるいはプロファイルで定義されている種類の完全修飾名を指定します。

Efforts

Name - 作成する項目の名前

Type - 作業の種類

Elements

Name - 新しく再生する要素の名前。自動カウンター機能が有効になっていて、カウンターで設定される名前を設定したい場合には空文字列を指定して下さい。

Type - UMLの要素の種類か、あるいはプロファイルで定義されている種類の完全修飾名を指定します。

Files

Name - ファイルのフルパス

Type - 追加する内容の種類( 'Local File' や 'Web Address'など)

Issues

Name - 作成する項目の名前

Type - 問題の種類

MethodPostConditions

Name - 作成する項目の名前

Type - 制約の種類

MethodPreconditions

Name - 作成する項目の名前

Type - 制約の種類

Methods

Name - 作成する項目の名前

Type - 戻り値の型

MethodsEx

Name - 作成する項目の名前

Type - 戻り値の型

MethodTags

Name - タグ付き値の名前 (完全修飾名か任意の文字列)

Type - タグ付き値の値

Metrics

Name - 作成する項目の名前

Type - 測定の種類

Models

Name - 作成する項目の名前

Type - 未使用(空文字列を指定してください)

Packages

Name - 作成する項目の名前

Type - 未使用(空文字列を指定してください)

Parameters

Name - 作成する項目の名前

Type - パラメータの型

ParamTags

Name - タグ付き値の名前 (完全修飾名か任意の文字列)

Type - タグ付き値の値

Partitions

Name - 作成する項目の名前

Type - パーティションのノート

ProjectIssues

Name - 作成する項目の名前

Type - 問題点の分類

ProjectResources

Name - 作成する項目の名前

Type - リソースの役割

ProjectRole

Name - 作成する項目の名前

Type - 未使用(空文字列を指定してください)

PropertyTypes

Name - 作成する項目の名前

Type - 説明(50文字以内)

Requirements

Name - 作成する項目の名前

Type - 要求の種類

RequirementsEx

Name - 作成する項目の名前

Type - 要求の種類

Resources

Name - 作成する項目の名前

Type - リソースの役割

Risks

Name - 作成する項目の名前

Type - リスクの種類

ScenarioExtension

Name - 作成する項目の名前

Type - シナリオの種類

ScenarioStep

Name - 作成する項目の名前

Type - シナリオのステップの値

Scenarios

Name - 作成する項目の名前

Type - シナリオの種類

Stereotypes

Name - 作成する項目の名前

Type - 適用対象の要素の種類

 

注意:

適用対象の要素の種類は1種類のみ選択できます。(複数に適用する場合にはUMLプロファイルで定義する必要があります。)

TaggedValues

Name - タグ付き値の名前 (完全修飾名か任意の文字列)

Type - タグ付き値の値

Tasks

Name - 作成する項目の名前

Type - タスクの種類

TemplateBindings

Name - 作成する項目の名前

Type - 関連づける要素のGUID

TemplateParameters

Name - 作成する項目の名前

Type - パラメータの型

Terms

Name - 作成する項目の名前

Type - 用語の種類

Tests

Name - 作成する項目の名前

Type - テスト項目の種類

Transitions

Name - 作成する項目の名前

Type - 遷移の値