MariaDBにOBDC経由で接続

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MariaDBにOBDC経由で接続

このページの内容は、直接接続を利用する場合には必要ありません。

 

MariaDBデータベースを作成した後、Enterprise Architectからデータベースに接続するためには、データベースに対するODBC DSNを設定する必要があります。

 

MariaDBのネイティブなODBCドライバは、Enterprise Architectの接続方法と完全な互換性がないため、MariaDBベースのリポジトリに接続する場合には、MySQL ODBCドライバを利用することもご検討ください。

 

前提条件

 

 

ODBCドライバのインストール

ODBCドライバは、各クライアントマシンに1回だけインストールする必要があります。すでに適切なODBCドライバがインストールされている場合はこの作業は不要です。

 

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説明

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利用するEnterprise Architectのアーキテクチャ(32ビット・64ビット)に対応したOMySQL ODBCドライバを、MySQLのWebサイトからダウンロードしてください。

 

注意:

  • MySQL ODBCドライバのいくつかのバージョンでは問題があることが判明しています。バージョン 5.2.5と5.3.4の間か、8.0.16と8.0.25の間を利用してください。
  • MariaDBのドライバよりはMySQL ODBCドライバを利用することをお勧めします。多くの環境では、MySQL ODBCドライバの方が性能が良いです。

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MySQL ODBCドライバのインストーラを実行します。

 

 

ODBC DSNの作成

クライアントが接続したいMariaDBリポジトリごとに、個別のODBC DSNを作成する必要があります。

 

ODBC DSNとは、データベースの詳細(サーバー名・データベース名・ポート・ユーザー認証情報)をレジストリに保存し、Enterprise Architectが簡単にデータベースに接続できるようにするための一意の名前を付けたものです。

 

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説明

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Windowsには、ODBC管理ツールに32ビット用と64ビット用の2種類のバージョンがあります。 Enterprise Architectのアプリケーションのアーキテクチャに対応した「ODBCデータソースアドミニストレーター」を起動する必要があります。 起動する方法の1つとして、Enterprise Architectの「プロジェクト」リボンの右端にある「ODBCデータソース」ボタンを利用することができます。

WindowsのODBCデータソースアドミニストレーターのウィンドウが表示されます。

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ローカルマシンの管理者権限を持っている場合は、DSNをシステムDSNとして保存することができます。そうでない場合は、ユーザーDSNを作成します。

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追加ボタンを押します。

データソースの新規作成ダイアログが表示されます。

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一覧から、インストールしたMySQLのODBCドライバを選択します。

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完了ボタンを押します。

'MySQL Connector/ODBC'ダイアログが表示されます。

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以下のように設定します。

  • Data Source Name: (DSN) 一意の名前を設定します。
  • Description: 必要に応じて説明を入力します。
  • TCP/IP Server: MariaDBサーバの名前あるいはIPアドレスを入力します。
  • Port: MariaDBサーバが利用しているポート番号を入力します。
  • User and Password: データベースに接続するためのユーザー名とパスワードを入力します。
  • Database: データベース名を入力します。

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追加の設定を行うために、 詳細(Details)のボタンを押して下さい。

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以下の項目にチェックを入れて下さい。

  • ConnectionタブあるいはCursor/Resultタブにある「Return matched rows instead of affected rows」
  • Connectionタブにある「Allow big result sets」

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テスト接続ボタンを押し、接続が成功することを確認してください。

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テストに成功した場合は、OKボタンを押し設定内容を保存してください。

テストが失敗した場合は、入力内容に誤りが無いか確認してください。

 

 

DBMSリポジトリに接続する

ODBCドライバをインストールし、ODBC DSNを設定したら、Enterprise ArchitectからDBMSリポジトリに接続します。

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説明

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スタートページにある「ODBCで接続」を選択し、Windowsのデータリンク プロパティのダイアログを開きます。

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一覧から 'Microsoft OLE DB Provider for ODBC Drivers' を選択し、「次へ」のボタンを押します。

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「データソース名を使用する」のドロップダウンリストから、先ほど定義したDSNを選択します。

「接続のテスト」ボタンを押し、接続が成功することを確認してください。

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テストに成功した場合は、OKボタンを押すと、他に問題が無ければEnterprise Architectのプロジェクトを開くことができます。

テストが失敗した場合は、入力内容に誤りが無いか確認してください。

 

注意:

  • この機能はコーポレート版以上で利用可能です。
  • ODBCドライバのバージョンが5.3.5以降の場合には、ドライバが内部的に利用しているDLLを含むVisualStudio再配布パッケージが古い場合には、正しく動作しないことがありますので注意してください。例えば、5.3.5から5.3.14の場合には、msvcr120.dllのバージョンがv12.0.40649.5以降でないと正しく動作しません。

 

 

参照: