関数の行単位のレポート

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関数の行単位のレポート

プロファイラを利用してレポートを作成した後、特定の関数(メソッド)について詳細に分析したい場合には、関数の行単位のレポートを作成することができます。行単位のレポートでは、それぞれの行ごとに何回実行されたかを表示することができます。実行する際には、対象の関数を1つのみ指定できます。この機能は、関数内に条件分岐を含むループが存在する場合に特に有効です。関数の中で、最も多く実行される行や最も実行されていない行を明確にすることができます。

 

作成した行単位のレポートは、プロファイラのレポートを保存すると合わせて保存されます。また、同時に対象の関数のソースコードの内容も保存されます。

 

この機能は、メモリプロファイラに対しては利用できません。

 

 

対応している環境

Java, Microsoft .NET および Microsoft native

 

 

行単位のレポートの作成

プロファイラのレポートの中で、関数名を右クリックし行単位のレポートの作成を実行してください。

 

対象の関数の内容を解析対象に設定した後、プロファイラの画面にレポートが表示されます。このレポートには、関数の本体と行番号・内容が表示されます。それぞれの行には、実行された回数を示す数値も表示されます。この内容は、おおよそ1秒ごとに更新されます。

 

 

 

行単位のレポートの作成を終了する

十分な情報が記録されるか、関数の実行が終わりレポート作成を終了する場合には、ツールバーの停止ボタンを押してください。

 

 

レポートの内容を保存する

ツールバーの保存ボタンを押すと、記録した内容を保存することができます。

 

 

レポートの内容を削除する

事前にレポートの内容を保存済みの場合にレポートタブを閉じると、レポートの内容は削除されます。

 

 

参照: