プロファイルグループ

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プロファイルグループ

プロファイルグループにはプロファイルを定義・編集するための要素が含まれています。プロファイルはステレオタイプ・タグ付き値・ダイアグラムの種類・独自のツールボックスを定義するために利用します。

 

また、プロファイルエディタの機能を利用することで、独自にプロファイルを定義する際に利用するステレオタイプやタグ付き値の定義を効率よく行うことができます。

 

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説明

プロファイルパッケージはプロファイルを定義するための基礎となる要素です。

 

ステレオタイプは要素の振る舞いや種類を変えるためのメカニズムを提供します。

 

メタクラスはインスタンスがクラスであるクラスを作成するために利用されます。メタクラスはメタモデルを構築するために利用されることが多いです。

 

列挙要素は列挙値を定義するために利用されます。特定の種類の範囲に対応する名前で構成されます。

 

データ型要素は、さまざまな型の定義に利用します。例えばプログラム言語の基本の型やCORBAの基本型・タグ付き値の型の定義などに利用します。

 

プロファイルエディタには、以下のような便利な機能が含まれています。

 

  • MDGテクノロジーの定義に便利なモデルテンプレートの作成
  • UMLプロファイル内にステレオタイプを追加するためのウィザード
  • ツールボックス定義の作成支援
  • ツールボックスの内容の作成支援
  • ダイアグラム定義の作成支援

 

拡張の関係は1つあるいは複数のメタクラスを拡張することを示します。それぞれのステレオタイプ要素には、以下のいずれかを持つ必要があります。

 

  • 1つ以上のメタクラス要素との拡張の関係。
  • メタクラスを拡張している、別のステレオタイプ要素。ステレオタイプ要素を拡張することで、拡張の定義を階層的に行うことができます。

 

汎化の関係はあるステレオタイプが別のステレオタイプと汎化の関係にあることを示します。一般的なステレオタイプはメタクラスとの関係が定義されていなければなりません。

 

タグ付き値の関係は元側のステレオタイプが、先側の要素の種類への参照(RefGUID)のタグ付き値を持つことを示します。タグ付き値の名前はターゲット側の関連端名(役割名)が利用されます。この関係のターゲット側の要素以外の要素をこのタグ付き値に格納することはできません。

 

注意:

  • 要素を作成する場合には、要素のアイコンをクリックしたあと、開いているダイアグラムをクリックして追加してください。要素がモデルブラウザにも追加され、その後名前などの項目を設定します。あるいは、ドラッグ&ドロップでも追加することができます。
  • 接続の作成の際には、起点となる要素と終点となる要素を選択する必要があります。ツールボックスのアイコンをクリック後、起点の要素をクリックし、終点となる要素までドラッグしてください。

 

 

参照: