フローティングライセンス

フローティングライセンスは、Enterprise Architectおよびいくつかのアドイン製品のライセンスを複数のユーザ間で共有する仕組みを提供します。ライセンスがユーザに割り当てられるのは、ユーザがEnterprise Architectを開いたときだけで、アプリケーションを閉じるとライセンスはライセンスサーバに戻され、別のユーザが利用できるようになります。このように、ライセンスを共有することで、購入したライセンスをより効率的に利用することができます。

このライセンスサーバは、Enterprise Architectのユーザにフローティングライセンスを管理する機能を長年提供してきました。Proクラウドサーバのバージョン2.1では、単独のライセンスサーバで提供されているものと同じ機能がProクラウドサーバに統合され、さらにSSLやIPv6をサポートするように強化されました。

ライセンスサーバがProクラウドサーバに統合されたことで、管理者は、1つのMicrosoft Windowsサービスのみをインストール・設定・保守するだけでよくなりました。

この機能は、Proクラウドサーババージョン4.1 ビルド44から、無料版を含むすべての種類のProクラウドサーバで利用できるようになりました。

参照: