リアルタイム組み込みシステムのモデリングと分析

OMGが定義する、Modeling for Real Time Embedded Systems (MARTE)のプロファイルは、ソフトウェアとハードウェアの両方の観点を含む、リアルタイム組み込みシステム(RTESs) のモデリングに有用です。

リアルタイム組み込みシステムは、システムに高のディペンダビリティが求められるクリティカルなドメインで主に利用されます。リアルタイム組み込みシステムの振る舞いは環境によって駆動し、不安全な状況・システムの不具合が人命や人体への影響があるようなクリティカルなドメインで利用されます。

このようなシステムは一般的には多数のコンポーネントが協調して動作します。

Enterprise Architect 15ではOMGのMARTEプロファイルに対応します。MARTEプロファイルの概要は次の通りです。

UMLモデルから、さまざまな分析モデルに変換
リアルタイム組み込みシステムのソフトウェアおよびハードウェアのモデリングを行い、関係を定義する
リアルタイム組み込みシステムの開発について、質および量の面でのモデリングを支援する高レベルおよび低レベル (仕様定義の目的および実装の目的)でのモデリングを支援する
設計者に最も適したスタイルでモデルを記述し、リアルタイムシステムのモデリングにおいて特定の方法論を強制しない
現在の主流のリアルタイムテクノロジーや設計パラダイム・モデル分析テクニックに対応

注意:

この機能はユニファイド版以上で利用できます。