テキスト

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テキスト

テンプレート内の全てのテキストで、マクロの一部や変数の宣言や参照でないものは、すべてテキストとして扱われます。なお、空行は無視されます。テキストはコード生成のために利用されます。

 

次のテンプレートの一部は、例としてJavaのクラス宣言のものです。

 

$bases = "Base"

 

class %className%$bases

 

最後の行の"class "(空白文字も含んでいることに注意)という文字は、テキストとして扱われ、そのままソースコードとして出力されます。

 

class fooBase

 

$basesの次の空行はコード生成には影響を与えません(空行が生成されるわけではありません)。

 

 

テンプレート内で意味を持つ文字列の利用:

%, $ と " の3つの文字は、テンプレート内で特別な意味を持つ文字なので、そのままではテキストとして利用することはできません。また、\の文字は、次の文字と組み合わせて特別な意味になります。(例:\n = 改行・\t = タブ文字)

 

もし、これらの文字をテンプレート内で出力対象として利用したい場合には、以下のマクロを利用する必要があります。

 

マクロ

説明

%dl%

$の文字を表します。

%pc%

%の文字を表します。

%qt%

"の文字を表します。

%sl%

\の文字を表します。

 

注意:

文字列の接続オペレータ (“+”, “+=”) は必須ではありません。例えば、$aという変数と$bと言う変数に含まれる内容をそのまま出力したい場合には

$a$b

と記述できます。

($a+$bで内容を連結して出力することも可能です)

 

 

参照: