プロファイルの出力

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プロファイルの出力

UMLプロファイルを作成し、要素やメタクラスを定義した後は利用するためにXML形式で出力することができます。

 

 

利用手順:

リボン

モデル > ダイアグラム > 操作 > UMLプロファイルとして保存

 

 

UMLプロファイルの要素に対して描画スクリプトを利用して外見を定義する方法は次の通りです。

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操作方法

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作成するプロファイルの状況により、以下のようになります。

  • 1 つのプロファイルが同じプロファイルパッケージ内の複数のダイアグラムで定義されている場合、モデルブラウザでプロファイルパッケージを選択した状態で、「アドイン・拡張 | MDGテクノロジー | 独自拡張 | パッケージをUMLプロファイルとして保存」 を選択します。
  • 同じプロファイルパッケージ内の複数のプロファイルの1つについて、プロファイル図の背景をクリックしてから、「アドイン・拡張 | MDGテクノロジー | 独自拡張 | ダイアグラムをUMLプロファイルとして保存」 を選択します。
  • プロファイルパッケージ内にダイアグラムが1つしかない場合には、そのプロファイル図の背景をクリックしてから、「アドイン・拡張 | MDGテクノロジー | 独自拡張 | ダイアグラムをUMLプロファイルとして保存」 を選択します。

UMLプロファイルの保存ダイアログが表示されます。

(参考:UMLプロファイルとして保存する場合の手順)

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[選択]ボタンを押し、出力先となるXMLファイルを指定します。必要に応じてファイル名を変更してください。ただし、拡張子のXMLは削除しないようにしてください。

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種類の選択では、通常は「EA UML(2.x)」を選択します。必要に応じて、選択を変更してください。

 

注意:

対象のパッケージのステレオタイプとしてprofileが設定されていない場合には、EA UML2.xの選択肢は選択できません。また、もしこのUMLプロファイルをEnterprise Architectのバージョン40以前で利用する場合には、EA4.0互換を選択してください。この場合、UMLプロファイルのいくつかの情報は互換性のため無視されて出力されます。

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プロファイルの内容を指定してください。

  • 要素の大きさ  - 要素の大きさ の情報を出力します。
  • 書式設定 - 色(背景・境界・文字)と境界の太さを出力します。
  • 置換イメージ - メタファイルのイメージを出力します。
  • コード生成テンプレート - コード生成テンプレートが存在する場合には出力します。

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保存ボタンを押すとXMLファイルが出力されます。

 

このようにして作成したUMLプロファイルはUMLプロファイルの読み込み機能で読み込むことができます。

 

 

プロファイル名とIDの重複の回避

それぞれのプロファイルには、固有の名前とIDを指定する必要があります。プロファイル名は、プロファイルを保存する際に設定できます。プロファイルのIDは、定義されているダイアグラムやパッケージのGUIDを元に生成されます。これらの名前の重複を以下のようにして避けて下さい。

 

 

Enterprise Architectの起動時に、プロファイル名やIDの重複を確認した場合には、出力サブウィンドウに警告メッセージが表示されます。

 

注意:

プロファイルの内容を確認したい場合には、モデルブラウザ内のリソースタブにプロファイルを読み込んで下さい。定義が完成し、内容を配布する際には、プロファイルのXMLファイルやMDGテクノロジーファイルとして配布します。

 

 

参照: