UMLにはイベントをモデリングする場合に使われる、2種類の要素があります。
- 最初の要素は「送信イベント」です。この要素はシステム内の刺激の生成のモデルであり、システムの内部や外部の要素への刺激の伝播を示します。
- 2番目の要素は「受信イベント」で左側にV次型の切込みがある四角形で表現されます。この要素は他の外部あるいは内部の刺激によりシステムに何らかのイベントが起きたことを示しています。一般的には、受信イベントはアクティビティやプロセス処理において呼ばれます。
送信イベントと受信イベントは分析図やアクティビティ図のツールボックスから追加することができます。
イベント要素の種類を変更するには、対象の要素をダイアグラム内で右クリックし、 「追加設定 | シグナル送信要素に変更」 あるいは 「追加設定 | イベント受信要素に変更」 を選択してください。
ツールボックスのアイコン
参照: