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Enterprise Architectのウィンドウは自由に画面内の位置を変更したり、ワークスペース(ダイアグラムなどが表示される領域)に隣接する形で配置することができます。これらのウィンドウをサブウィンドウと呼びます。サブウィンドウの位置は、各自の作業スタイルに合わせて自由に表示・配置することができます。

 

モデルブラウザやサブウィンドウのタイトルバーの部分をマウスでドラッグすることで、希望する位置に移動させることができます。

 

 

他のサブウィンドウに連結してひとつのフレーム内に表示:

ドラッグ中に表示されるナビゲーションコンパスを利用することで、他のサブウィンドウと並べて配置することができます。サブウィンドウをドラッグし、コンパスの配置ターゲットマークにドロップすることで、その方向に連結して配置することができます。このようにして配置した場合には、他のサブウィンドウとは重ならず表示されます。

 

連結の動作は、画面上の他のウィンドウをすでに連結しているかどうか、配置ターゲットマークにドロップしたどうか、およびマウスボタンを離す前に連結したウィンドウをどこにドラッグしたかによって異なります。ウィンドウの上をドラッグして離すと、以下のような動作となります。

 

• 画面中央の配置ターゲットマークのポイントの上でウィンドウのドラッグを終了すると、ウィンドウは既存の連結されたウィンドウの中に収まります。
• 画面の端に別のコンパスポイントのアイコンが表示され、ウィンドウは画面の外側の端に連結され、既存の連結されたウィンドウは内側に押し込まれます。
• 画面の端にある配置ターゲットマークのポイント(すでに連結されたウィンドウがある場合) では、以前に連結されたウィンドウによって占有される領域内に連結されます。
• 画面の端にある配置ターゲットマークの中心(すでに連結されたウィンドウがある場合) ウィンドウはウィンドウフレームのタブとして連結されます。

 

ハイライトされた領域は常に対象のウィンドウが連結される場所と結果を示しているので、ウィンドウの移動を終了する前にどのような結果になるか確認できます。

 

このような配置にする手順は次の通りです。

 

 

既存のサブウィンドウと結合してひとつのサブウィンドウとして表示

すべてのサブウィンドウはひとつのサブウィンドウとして結合することができます。モデルブラウザ・プロパティなどのサブウィンドウ・ツールボックス・クラス図などのダイアグラム・検索ビューなどのビューなど、すべてのサブウィンドウは結合可能です。

 

• サブウィンドウのタイトル部分をドラッグし、結合対象のサブウィンドウのタイトル部分でドラッグを終了する
• サブウィンドウのタイトル部分をドラッグし、ナビゲーションアイコンの中央の配置ターゲットマーク(下の画像の赤丸部分)にドロップする
  (赤丸の部分にこのターゲットマークが表示されない場合には、結合することはできません。)

 

 

次の例は、モデルブラウザ・ダイアグラムの概要サブウィンドウ・プロパティサブウィンドウ・ノートサブウィンドウの4つを結合し、1つのサブウィンドウとして扱っている例です。

 

 

このようにして結合したサブウィンドウを離すには、各サブウィンドウの名前が書かれているタブ部分をドラッグしてください。

 

 

 

サブウィンドウを閉じる

サブウィンドウが不要になったら、ヘッダ部分をクリックしてウィンドウを操作対象にした状態絵、Ctrl+F4キーを押してください。選択したウィンドウが閉じます。他のサブウィンドウと結合している場合には、他のサブウィンドウはそのまま残ります。

 

 

サブウィンドウを自由に移動させる

サブウィンドウを画面内で自由に移動させるには、タイトルバーの部分をドラッグして、希望する位置に配置してください。ドラッグ中は連結させるためのアイコンが表示されますが、無視してください。この方法で、複数のサブウィンドウを希望する位置に配置して、多数の情報を一覧する場合に便利です。サブウィンドウを他のウィンドウと連結させた後も、再度自由に移動させることができます。

 

 

参照:

• サブウィンドウ
• サブウィンドウを自動で隠す