ローカル作業コピーの作成

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ローカル作業コピーの作成

SubversionをEnterprise Architectのバージョン管理のために利用するためには、最初にSVNの作業コピーフォルダを準備しなければなりません。この作業フォルダは、Enterprise Architectの内部からバージョン管理のために利用します。

 

 

ローカル作業コピーの作成の手順は次の通りです。

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説明

1

Subverionの作業ディレクトリを作成する位置(ドライブおよびディレクトリ)を決めます。

2

コマンドプロンプトを開き、作業ディレクトリを作成する位置に移動します。

例:

    C:\> mkdir mySVNWorkSpace

    C:\> mkdir mySVNWorkSpace/myEAModelName

    C:\> cd mySVNWorkSpace/myEAModelName

3

Subversionの作業ディレクトリを作るための初期処理を実行します。必要におうじて、ユーザー名とパスワードを指定します。

例:

    C:\> svn checkout "https://myserver:8443/svn/repos_folder

    "C:\mySVNWorkSpace/myEAModelName"

    --username myUserName

    --password myPassword

 

(ユーザー名とパスワードを指定することで、これらの情報がキャッシュされ、Enterprise Architectからそのキャッシュ情報を利用できるようになります。)

HTTPSを利用する場合には、セキュリティの証明書に関するメッセージが表示される場合があります。その場合には内容を確認し、問題がなければ受け入れるように設定してください。

この処理が完了すると、作業ディレクトリの設定が完了します。

リポジトリに既にファイルがある場合には、そのファイルがダウンロードされます。

(参考:作業ディレクトリの動作確認)

4

コミットなどのSubversionのコマンドが正しく動作するか確認してください。

 

注意:

  • Subversionで利用するユーザー名・パスワードを対象のマシンにキャッシュ(保存)することはとても重要です。Enterprise ArchitectがSubversionを内部的に呼び出す場合には、ユーザー名やパスワードなどをSubversionに渡すことはできません。そのため、自動的に認証が完了するように、ユーザー名・パスワードが保存されている状況にならなければなりません。
  • 上記の手順はTortoiseSVNのチェックアウトコマンドを利用することもできます。この場合には、ユーザー名・パスワードを保存するようにオプションを設定してください。