Proクラウドサーバを利用する際には、Windowsサーバのファイアウォールの設定を確認し、外部からの通信を受信できるようにしなければなりません。
例えば、初期状態のSSProCloud.config の内容では、Proクラウドサーバは以下のポートで外部からの通信を受信します。
- Proクラウドサーバ 4.2.65以前: 804番と805番ポート
- Proクラウドサーバ 5.0以降: 1804番と1805番ポート
Proクラウドサーバのインストール時には、自動的にWindowsのファイアウォールのルールも作成します。しかし、その内容を設定に合わせて適切に変更する必要があります。
「受信の規則」で、設定ファイルの内容に合わせてポート番号を設定する必要があります。インストール時に作成される規則名は'Sparx Systems Professional Cloud' です。
なお、ファイアウォールの設定を適切に行っていても、設定で指定したポートが利用されている場合には、Proクラウドサーバはそのポートを利用することはできません。特に、既定のhttp (80) および https (443) を利用することを想定している場合には、注意が必要です。