属性

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属性

属性はクラスやその他の要素のプロパティであり、その要素のプロパティや内部データを表します。なお、全ての要素の型が属性で利用できるわけではありません。その他、制約がある場合もあります。例えば、インターフェース要素の属性の可視性は常にPublicになります。

 

モデルブラウザでは、属性を持つクラスはクラス要素の子としてそれぞれの属性が表示されます。属性の前には、青い四角形が表示されます。() ダイアグラム内では、属性は、要素の最初の区画に表示されます。

 

例:  

例えば、下の図のような「在庫」クラスにおいて、「カタログ記載価格」 および 「カタログ番号」 は属性です。属性には型や可視性などのいくつかの重要な特徴が定義されます。

 

   

 

属性には、型・可視性やノートなどのさまざまなプロパティがあります。

 

 

利用手順:  

リボン

モデル > 要素 > サブウィンドウ > 属性

コンテキストメニュー

  • ダイアグラムの要素を右クリック | 属性・操作と付属要素 | 属性
  • モデルブラウザの要素を右クリック | 属性・操作と付属要素 | 属性

キーボード

モデルブラウザ内やダイアグラム内で要素を選択した状態で、以下のキーを押すと属性・操作と付属要素サブウィンドウが開きます。

  • F9
  • Ctrl+5

 

モデルブラウザ内やダイアグラム内で属性を選択した状態で、以下のキーを押すと属性・操作と付属要素サブウィンドウの属性タブが開きます。

  • Ctrl+5

 

モデルブラウザ内やダイアグラム内で属性を選択した状態で、以下のキーを押すと属性のプロパティダイアログが開きます。

  • F9

その他

  • 要素ブラウザの詳細タブで属性をダブルクリックすると、属性のプロパティダイアログが開きます。
  • モデルブラウザ内で属性をダブルクリックすると、属性を持つ要素が利用されているダイアグラムが開きます。

 

属性についての操作

項目

説明

属性の定義と編集

属性のプロパティサブウィンドウからは、属性の追加と編集ができます。

属性の移動とコピー

モデルブラウザを利用すると、定義されている属性を他の要素に移動コピーすることができます。

(参考:詳細タブ)

プロパティとして定義

属性をプロパティとして定義することで、ソースコード生成時に属性を参照・変更する操作を自動生成できます。

継承している属性

定義された属性は、要素間に汎化の関係がある場合に子要素に継承することができます。ダイアグラム上では、継承している属性も表示させることができます。

 

 

注意:

  • この内容は、要素が属性を保持できる場合にのみ利用できます。
  • 編集内容は、編集後に自動的に保存されますので、保存の操作は不要です。内容を編集後、元に戻すことはできません。
  • もし接続のソースあるいはターゲットの要素に属性が定義されている場合、接続を直接属性に関連づけることができます。「要素の属性や操作にリンク」のページをご覧ください。
  • モデルブラウザから属性をドラッグし、アクティビティ図にドロップすることでオブジェクト要素を作成することができます。

 

 

参照: