MDGLink for Visio (Visio Importer)

MDGLink for Visio (Visio Importer)を利用すると、Visioで作成したUMLモデル図を解析して、Enterprise Architectのモデルとして取り込むことができます。このアドインは無料です。

MDGLink for Visioを利用する

MDGLink for Visioを利用すると、Enterprise ArchitectにVisioで作成したUMLダイアグラムを読み込むことができます。ただし、Visioで作成された図は単なる図であり、UMLとしての情報はほとんど持っていませんので、正しく読み込めるとは限りません。図形的に図を解釈して、それなりに読み込むためのツールであるとご理解ください。また、図によってはXMIを介して追加の情報を取得できる場合があります。この場合には、単に図を読み込むよりも精度の高い結果が得られます。

動作確認環境

弊社における動作確認環境は次の通りです。

  • Enterprise Architect 12.1以降
  • Visio Professional 2003/2007 (それぞれ最新のサービスパックを適用)
  • Visio 2003 UML To XMI Export

ダウンロード

このアドインは無料で利用できます。

MDGLink for Visio (Version 1.8: 2015/12/17更新)

事前の準備

Visio 2003の場合、対象の図によっては、事前に「Visio2003 UML To XMI Export」の追加アドインが必要です。追加アドインは以下のページよりダウンロードし、解凍すると取り出すことのできるXMIEXPRT.DLLを、VisioのDLLディレクトリ(例:C:\Program Files\Microsoft Office\Visio11\DLL)に移動します。

Visio2003 UML To XMI Export

Visio 2007の場合には、Service Pack(SP)2をインストールすることで、XMI出力機能が利用できるようになります。環境によってはアドイン内部からXMI出力できない場合があります。この場合には、モデル(クラス図)の内容をXMIファイルとして別途出力し、Enterprise Architectに読み込んで下さい。

読み込み

対象のプロジェクトファイルを開き、プロジェクトブラウザで読込先となるパッケージを選択した状態で、メインメニューから「アドイン・拡張」→「Microsoft Visio」→「Import Visio Documetns」を選択してください。

対象の.vsdファイルを選択する画面が終わると、次のようなダイアログが表示されます。

このダイアログは、Visioの図をどのように解釈するかを指定します。例えば、上の画像のように「Communication」が選択されている場合、図がコミュニケーション図であると仮定して処理を行います。Visioの図の中に含まれる種類を指定してください。

なお、この図の種類の仮定はファイル全体に適用されます。また、ここで表示されない種類のダイアグラムについては対応していません。

その後、ファイルを開いて処理を開始します。途中、解釈に失敗した内容については、エラーログが出力されます。

最後に、このアドインを利用した例をご紹介します。この変換対象前のクラス図は、Microsoft社のサイトのVisioのサンプルを利用しています。それぞれの図は、クリックすると拡大して表示されます。

変換前

変換直後

自動レイアウト機能を利用後

それなりにレイアウトされました。クラス間の関係やクラスの属性・操作については、正しく維持されていることが確認できるかと思います。