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ルールモデルではビジネスルールやルールタスクに関連する要素や接続が含まれています。
この中には、以下のような作業が含まれます。
例では、顧客の適格性のチェックやレンタカーを借りることができるかどうかの決定のルールを定義します。
モデルテンプレートを利用してビジネスルールを定義する
| # | 操作方法 | ||
| 1 | 「Business Rule Model」のモデルテンプレートを利用すると、ルールモデル図を簡単に作成できます。 
 自動生成されたビジネスルールモデル内の、ビジネスルールのパッケージをダブルクリックすると、ビジネスルール図が表示されます。このダイアグラム内には、以下のようなサンプルが含まれています。2つのビジネスルール要素が1つのルールタスク要素と依存の接続で結ばれています。 
 
 
 同時に、ツールボックスではルールモデルのページが開きます。 
 
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| 2 | もし、空のビジネスルール図を作成する必要がある場合、対象のパッケージをモデルブラウザ内で右クリックし、ダイアグラムを追加して下さい。 ダイアグラムの作成時には、分類として「ビジネスルールモデル」グループ内にある「ルールモデル図」を選択して下さい。 | ||
| 3 | 必要に応じて、ビジネスルール要素を ツールボックス (あるいは、既に作成済みの場合には モデルブラウザ から)ダイアグラムに配置します。 要素名を適切に指定し、ルールコンポーザーを利用してパラメータを定義します。 | ||
| 4 | ビジネスルール要素とルールタスク要素の間には依存関係を設定します。 (参考:ビジネスドメインモデルの作成) 
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| 5 | すべてのルールタスク要素に対して、2番から4番までの操作を繰り返します。 | 
ルールフロー図の中のすべてのルールタスク要素に対してルールを定義すると、ビジネスドメインモデルに対してコード生成が実行できます。コード生成では、定義した内容をEASLコード生成テンプレートに従って、ソースコードを出力します。
ルールタスクとビジネスルールを結びつける
ビジネスドメインモデルおよびルールタスク要素を含むルールフローアクティビティを作成したら、ビジネスルールよ嘘とルールタスク要素を結びつけます。コンテキストが異なる場合など、ビジネスルールを複数のルールタスクに結びつけることもできます。
ビジネスルールとルールタスクを結びつけるには、いくつかの方法があります。
| 項目 | 利用方法 | 
| ビジネスルール図を利用する | ビジネスルール図を開き、ルールフローアクティビティのルールタスク要素をモデルブラウザからドロップして配置します。 ビジネスルール要素からルールタスク要素へ、依存の接続で結びます。ツールボックスの依存の接続を利用するか、クイックリンクで作成します。 この操作を、対象のルールタスクすべてに対して実行します。 必要であれば、追加のビジネスルールやルールタスクを作成します。ルールタスクはルールフローアクティビティにも追加しなければなりません。 作業が終わったらダイアグラムを保存し、ルールタスク要素からルールコンポーザーを開きます。 (参考:ルールフローモデルの作成、ビジネスルールの定義) | 
| ルールコンポーザーを通して既存の要素を結びつける | モデルブラウザでルールタスク要素からルールコンポーザーを開きます。モデルブラウザからビジネスルール要素をドラッグし、ルール定義テーブルの空いている行にドロップします。 これにより、ルールタスクとビジネスルールが結びつけられます。 必要に応じてこの操作を繰り返します。 | 
| 関係マトリックスを利用する | 関係が多数ある場合には、関係マトリックスを利用して多数のルールタスクとビジネスルールの間を作成します。 ソース側要素の種類をビジネスルールに、ターゲット側要素の種類をルールタスクに設定します。 接続の種類は依存にします。接続の方向は「ソース→ターゲット」を選択します。 ソース側のパッケージをビジネスルールのパッケージに、ターゲット側のパッケージをビジネスドメインモデルのパッケージに指定します。 それぞれのセルで関係がある場所に、セルを右クリックして依存の接続を作成します。 作業が完了したら、関係マトリックスを閉じます。 ルールコンポーザーを開き、結果を確認してください。 | 
例:
次の例では、ビジネスルールモデル図は最上位に作成され、各要素はパッケージ内にまとめて配置されています。
 
 
| 注意: | 
| ビジネスルールのモデリング機能はユニファイド版以上のエディションで利用できます。 | 
参照: