保守項目とは、要素に関するバグ・変更点・問題点・ToDoの項目です。これらの項目は、保守項目に関するサブウィンドウで1つ1つの項目として表示できるほか、個別の要素としても表現できます。複数の要素にまたがって関連する場合や追加の定義を行いたい場合には、このような要素としての表現が便利です。
保守項目に関するサブウィンドウを利用すると、保守項目から要素を作成できます。作成した新規要素は元の項目と依存の関係で結ばれます。作成する対象の保守項目は、そのまま残ります。
利用手順:
表示したい項目に応じて以下のいずれかの操作を行った後、手順に従って要素を作成します。
| リボン | 
 | 
| キーボード | Ctrl + 8 > <対象のタブ> | 右クリック | 新規追加 
 ダイアグラム内や要素ブラウザサブウィンドウで対象の項目を選択し、Shift+Enterを押します。 | 
作成した要素はモデルブラウザで確認できます。「ダイアグラムに配置」にチェックを入れた場合には、ダイアグラムにも配置されます。作成した要素と、元となった項目を保持している要素との間には依存の関係が作成されます。
保守項目から要素の作成
要素の追加ダイアログでは、以下の内容を入力できます。
| 機能 | 説明 | 
| 分類 | パースペクティブの選択およびパースペクティブに含まれるツールボックスの選択を行い、対象の要素の種類を絞り込みます。 | 
| 名前 | 名前の欄には、対象の保守項目の名前が設定されます。必要に応じて変更できます。 (参考:要素名の自動設定) | 
| 種類 | ドロップダウンリストから作成する要素の種類を指定できます。以下のいずれかの種類がお勧めです。 
 
 種類の選択肢は、選択したパースペクティブおよびツールボックスにより変わります。 | 
| ステレオタイプ | 必要に応じて追加のステレオタイプを設定できます。 | 
| 現在のダイアグラムに配置 | この項目にチェックを入れると、現在開いているダイアグラムに作成する要素を配置します。ダイアグラムを開いていない場合には選択できません。 | 
| 保存 | このボタンを押すと、要素を作成します。 | 
参照: