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ビジネスのコンセプト・知識・リスクをモデルで可視化
ビジネスアナリシスは、国際的な組織の活動もあり、具体的な方法が確立されてきました。ビジネスアナリストは、大量の情報を発見・分析・統合し、多様な利害関係者に対して明確かつ有意義にその内容を提示することが期待されます。ビジネスアナリストは通常、要求・ポリシー・ビジネスルール・ビジネスプロセス・情報などのモデルを作成します。これらの内容を単一のリポジトリに作成することで、アナリストはツール間で作成内容をコピー・調整する作業に時間を費やすことなく、分析に時間を費やすことができます。分析のどの段階でも、対象者に合わせて、必要な内容含むドキュメントを、その内容に応じたフォーマットで作成できます。
ビジネスモデリングに関係するダイアグラム
| 項目 | 説明 | 
| 要求図 (EA独自) 
 | 要求を要素として定義し、関係を管理できます。最上位の要求から実装要素までのトレーサビリティを確保します。 | 
| ユースケース図 
 | システムの機能要求を把握するために利用できます。システムの外部の構成要素をアクターとして表現し、システムの境界とやりとりを明確にします。 | 
| BPMN 
 | 組織やシステム内の振る舞いと情報のやりとりを把握します。 | 
| デシジョンモデル 
 | デシジョンツリーやデシジョンテーブルを利用して判断分岐を明確にします。 | 
| ビジネスルール 
 | ビジネスのルールをモデルとして表現し、実装で利用できるソースコードを生成します。 | 
| BPEL 
 | BPMNで表現されたプロセスからBusiness Process Execution Language (BPEL) を生成します。 | 
| SPEM 
 | 設計プロセスや方法論を可視化し、ドキュメントなどの成果物の作成と利用の関係を明らかにします。 | 
| ArchiMate 
 | 業界標準として定義されたArchiMateを利用してビジネスの能力をモデリングします。 | 
| エリクソン・ペンカーの図 
 | UMLのビジネスモデルの拡張フレームワークです。 | 
参照: