変換中の情報のコピー

変換機能を実行する場合には、数多くの情報はそのままコピーされます。

単純なコピーの処理を定義するのは非常に手間のかかる作業です。このような作業を回避するために、TRANSFORM_CURRENTとTRANSFORM_TAGSのマクロが利用できます。

詳細:

項目

説明

要素のコピー

多くの変換において、数多くの情報(要素のプロパティ)がそのままコピーされます。モデル変換テンプレート内で、こうしたプロパティのコピーのための定義を書くのは非常に大変な作業です。このような場合、TRANSFORM_CURRENTマクロが役に立ちます。

TRANSFORM_CURRENT(<listOfExcludedItems>)

このマクロは現在の要素の全てのプロパティを変換先の要素にコピーします。ただし、<listOfExcludedItems>に指定した項目は除きます。

接続のコピー

また、接続の変換の場合には、接続のそれぞれの端の要素について同様にマクロが利用できます。

TRANSFORM_CURRENT(<connectorEnd>,<listOfExcludedItems>)

このマクロでは<connectorEnd>で指定した側の要素のプロパティをコピーします。例外設定は上記と同じです。 <connectorEnd>はSource か Targetのいずれかです。

タグ付き値のコピー

TRANSFORM_TAGS(<listOfExcludedItems>)

このマクロは、変換元要素のタグ付き値の内容をそのままコピーします。ただし、<listOfExcludedItems>に指定した項目は除きます。