利用可能なフレームワーク

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利用可能なフレームワーク

Enterprise Architectのモデルテンプレートを利用すると、スキーマコンポーザーが対応するNIEM, CIM, CCTSなどの形式のスキーマ生成のための構成を簡単に構築することができます。

 

これらの構成は、Sparx Systemsが提供するパッケージリポジトリから取得・利用することもできます。

 

注意:

CIMやNIEMのようなフレームワークを利用せず、クラスモデルの内容から一般的な形式でのXMLスキーマを生成することもできます。特定の形式のフレームワークがない場合にXMLスキーマを定義・生成したい場合でも、スキーマコンポーザーの機能は利用できます。

 

 

 

National Information Exchange Model (NIEM)

NIEMはNational Information Exchange Modelの略語であり、NIEM Program Management Office (PMO) www.niem.gov が提供しています。

Enterprise ArchitectはNIEMを利用したモデリングに関係する、以下の機能を提供しています。

 

スキーマコンポーザーを利用して、NIEMに準拠する名前空間のサブセットを定義できます。

NIEM2~NIEM4形式で、パッケージからNIEM IEPDを生成できます。

 

 

Common Information Model (CIM)

CIMは International Electrotechnical Commission (IEC) Technical Committee 57 tc57.iec.ch が提供する仕様です。

Enterprise ArchitectはCIMを利用したモデリングに関係する、以下の機能を提供しています。

 

スキーマの定義

 

 

Universal Business Language (UBL)

UBLはOASIS www.oasis-open.org が提供する、CCTSの実装の1つです。ヨーロッパの国々の政府で利用されることが多く、行政組織内での情報交換に利用されます。

Enterprise ArchitectはUBLを利用したモデリングに関係する、以下の機能を提供しています。

 

UMLフレームワーク

 

 

 

Core Component Technical Specification (CCTS)

CCTSはUN/CEFACT www.unece.org/cefact が提供する仕様です。

Enterprise ArchitectはCCTSを利用したモデリングに関係する、以下の機能を提供しています。

 

 

 

アドインフレームワーク

上記のようなフレームワークへの対応の他に、Enterprise Architectのアドインの機能を利用して独自の定義・フレームワークに対応した生成を実装することができます。アドインを登録すると、スキーマコンポーザーの機能を拡張することが可能になり、独自の定義・フレームワークにも対応できます。

 

 

スクリプトフレームワーク

スキーマコンポーザーの機能は、独自のプロファイルで定義した内容から生成する処理を自由に制御することもできます。スクリプトを作成することで、独自の内容を自由に生成することができます。

 

 

参照: