関連ルールの例

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関連ルールの例

ArcGISのモデリングでは、フィーチャークラスやテーブルと、対象のフィーチャークラスやテーブルとの間にある«RelationshipClass»の接続に対して多重度を定義するために関連ルールを利用することができます。関連クラスは1対多や多対多のような、初期の多重度のみを定義します。

 

Enterprise Architectの関連ルールは、«RelationshipRule»のステレオタイプを持つ接続で表現されます。この接続は、ArcGISのツールボックスから作成できます。この接続に対して、多重度を定義できます。

 

«RelationshipRule»の接続を作成する際の条件は次の通りです。

 

 

関連ルールは、同時に要素の種類を制限するために利用することもできます。例えば、ソース側のクラスがサブタイプを保持していない場合には、関連ルールはすべての特性に対して適用されます。もし、ソース側のクラスがサブタイプの要素を持ち、そのサブタイプ要素に対して «RelationshipRule» の接続が結びつけられている場合には、対象の関連ルールは特定のサブタイプの場合のみに適用されることを示します。ターゲット側に対しても同様に、サブタイプの制限を表現することができます。

 

 

例:

以下の図は、ArcGISモデルにおける «RelationshipRule» の接続を利用した3つの例です。