リファレンス情報とは、UMLなどのモデルの情報以外で、プロジェクトに格納される情報を示します。例えば、ドキュメントやソースコードの生成テンプレートなどが該当します。
このリファレンス情報は、XMLファイルとして読み込みや出力を行うことができます。これにより、プロジェクト間での共有やプロジェクトの更新が便利になります。なお、用語集や問題点の情報も同時に入出力することができます。
以下の内容は、この機能を使って作業の効率を高める例です。
- 用語集の内容を別のプロジェクトにコピーする
- 追加されたステレオタイプなどの情報を現在のプロジェクトに追加する
- リファレンス情報として定義されている内容が更新された場合に、現在のプロジェクトの情報を更新する
- リソースや顧客の情報をプロジェクトから別のプロジェクトへコピーする
XMLファイルとして出力されたリファレンス情報は、自動で読み込むこともできます。
あるいは、DBMSリポジトリとして MySQL, MS SQL Server, Oracleのいずれかを利用している場合には、別のDBMSリポジトリのプロジェクトのリファレンス情報を共有することもできます。詳細は 「リファレンス情報をリポジトリ間で共有」 のページをご覧ください。
参照: