読み込みの動作指示

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  Enterprise Architectの拡張(SDK) > コード読み込みの独自定義 > 読み込みの文法 >

読み込みの動作指示

動作指示は、定義した文法がどのように動作するかを指定するものです。多くの言語での関数呼び出しのような表現になっています。通常、定義した文法の最初に記述されます。

 

動作指示

説明

caseSensitive()

この2つのうちのいずれかを利用して下さい。BASICのような言語の場合には、大文字小文字を区別しないcaseInsensitiveを、C言語のような大文字小文字を区別する言語ではcaseSensitiveを利用します。

caseInsensitive()

delimiters

(DelimiterRule: Expression)

delimitersの指示は、構文解析を行う場合の単語ごとの区切りになりうる文字(デリミタ文字)を指定します。デリミタ文字はソースコードの内容の解釈中に利用され、言語ごとのキーワードの発見などに利用されます。

lex

(TokenRule: Expression)

lexの指示は、構文解析のために利用する最上位のルールを指定します。

parse

(RootRule: Expression)

 

parse

(RootRule: Expression,

SkipRule: Expression)

parseの指示は、構文解析した結果に対して行う意味解析の最上位のルールを指定します。2番目の引数を指定する場合には、コメントとして利用されるような、処理中に無視するルールを指定します。

 

 

参照: