入場点と退場点

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入場点と退場点

外部実行の状態マシンのシミュレーション機能では、入場点と退場点要素や定義との参照設定を利用することもできます。この内容について、下の図のような具体的な例で説明します。

 

 

 

 

 

入場点に入る場合の動作

State1のEntryPoint1

遷移がEntryPoint1に到達すると、State1がアクティブになります。

 

 

 

SubMachineのEntryPoint2

シミュレーションを継続するために、トリガEVENT_Cとトリガ EVENT_Aをこの順番で実行します。

State2の入場点CPR_Entryに遷移すると、State2がアクティブになります。これにより、参照設定されているSubMachineに処理が移ります。

 

 

 

 

領域内への直接遷移

領域内の状態への遷移が行われると、その状態が持つ領域はアクティブになります。

 

State2への既定の遷移

シミュレーションを継続するために、トリガEVENT_Aとトリガ EVENT_Cをこの順番で実行します。

この場合は、State2への遷移が有効となりますので、State2がアクティブになり、初期状態を持つ領域がアクティブになります。

 

 

 

 

状態から抜ける場合の動作

 

State1からの退出

 

State2からの退出

トリガを [EVENT_C, EVENT_A] の順番で実行した場合には、次のようになります。