比較とマージ

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  Enterprise Architectの操作 > 変更管理 > ベースラインと比較・マージ > モデルとベースラインの比較 >

比較とマージ

Enterprise Architectの比較機能を利用すると、次のことが可能になります。

 

 

モデルの比較と確認は、設計開発作業の多くの局面において重要になります。何が変更され、何が追加され、そして何が削除されたかを簡単に把握することで、設計開発作業の進み具合や状況を把握することもできるでしょう。

 

比較した結果からは、マージ(変更差分をモデルに反映)することもできます。

 

Enterprise Architectでは、便利なモデル間の相違点比較機能が利用できます。比較対象は次の通りです。

 

 

 

利用手順:

モデルブラウザで対象のパッケージを選択した後、以下のいずれかの方法でダイアログを開きます。

ダイアログで、差分の表示ボタンを押します。

リボン

モデル > パッケージ > 操作 > ベースラインの管理

キーボード

Ctrl + Alt + B

 

 

ベースラインとの差分:

ベースラインには、指定したパッケージ以下のある時点でのモデルの情報がすべて含まれています。これらの情報は、後にモデルの変化を追跡する際に利用できます。

モデルの比較時には、現在のモデルの情報とベースラインの情報を比較し、それぞれの要素や接続などがどのように変化したのかを解析します。

変化の種類としては、現在のモデルのみに存在する・ベースラインのみに存在する・ベースラインから情報が変更になったなどがあり、それらの情報は、オプションによってそれぞれの情報に絞って表示することも可能です。

 

比較機能の実行結果については、比較の例もご覧ください。

もし、ベースラインが子パッケージを含まない形式で作成された場合には、比較機能は子パッケージの内容については対象外になります。

 

 

注意:

  • ベースライン機能はコーポレート版以上で利用できます。
  • 比較対象のXMIのバージョンは1.1のみです。2.1のXMIファイルは比較できません。

 

 

参照: