アドインの配置

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アドインの配置

手順:

アドインを実際に利用するための手順を説明します。登録処理には管理者権限が必要です。

 

#

操作方法

1

まず、アドインのDLLを利用するユーザーのマシンにコピーします。

2

DLLを登録します。

  • VB6, VC++などのネイティブの(Win32の)DLLを登録するためには、"RegSvr32"コマンドを利用します。
  • C#やVB.NETなどの.Net環境で作成した場合は、"RegAsm"コマンドを利用します。

注意:

Regasmコマンドについては、必要に応じて、/codebase オプションを設定してください。
(RegSvr32コマンドやRegasmコマンドの利用方法や詳細はサポートの対象外です。)

3

EAがアドインを認識できるように、レジストリにエントリを追加します。この作業にはレジストリエディタを利用します。

4

次のいずれかの位置にEAAddinsキー(32ビット版のEnterprise Architect)あるいはEAAddins64キー(64ビット版のEnterprise Architect)がない場合には追加します。

  • 現在のユーザーのみが対象:

HKEY_CURRENT_USER\Software\Sparx Systems  

  • 対象のマシンの全てのユーザーが対象:

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Sparx Systems

(64ビットOSと32ビット版Enterprise Architectの場合にはWow6432Nodeの下に作成する必要があります。)

 

Enterprise Architectは、32ビット版はEAddinsの下のみを、64ビット版はEAAddins64の下のみを参照します。

5

このキーの下にアドイン名の「キー」を作成します。

 

6

次に、作成したキーの「既定」の値の内容を編集します。

 

7

値として、[ProjectName].[ClassName]を指定します。

 

注意:

ここにはCOMが認識できる情報を設定する必要があります。[ProjectName]はDLLの名前ではなく、プロジェクトの名前です。

下記画像の例では[ProjectName]は Earequirements で、[ClassName]は Requirements です。

 

 

注意:

読み込み専用版(Viewer)ではアドインのイベントの多くは利用できません。