サブレーンの作成

ダイアグラム内のレーンに要素を配置することで、それぞれのレーンが示す状態やプロパティに、対応する要素があるかどうかを視覚的に把握できます。

それぞれのレーンについて、状況をより詳細に表現するために、レーン内を複数のサブレーン(子レーン)にわけることができます。特定のレーンについて、他のレーンより詳細に状況を表現したい場合に便利です。例えば、「処理」のレーンを「入力」と「出力」に分割したり、「作業中」と「完了」に分割したりすることができます。このサブレーンの定義には、カンバンのプロパティの「サブレーン」のタブ(グループ)を利用します。

利用手順:

リボン	モデル > ダイアグラム > 操作 > レーンとマトリックス > レーン > レーンを右クリックダイアグラム > ダイアグラム > レーンとマトリックス > レーン > レーンを右クリック
コンテキストメニュー	ダイアグラムの背景で右クリック > レーンとマトリックス > レーン > レーンを右クリック

レーンのコンテキストメニュー

一覧内の既存のレーンを右クリックすることで、コンテキストメニューを呼び出すことができます。サブレーンに関するメニュー項目は次の通りです。

項目	説明
レーンのプロパティの編集	対象のサブレーンのプロパティを編集します。
サブレーンの作成	サブレーンの作成ダイアログが開き、名前を入力することでサブレーンを作成することができます。 OKボタンを押すと設定内容が反映されます。
レーンの削除	対象のサブレーンを削除します。
サブレーンのコピー	選択したレーンのサブレーンの情報をコピーします。
レーンの貼り付け	選択したレーンに、コピーしたレーンをサブレーンとして貼り付けます。

サブレーンのコンテキストメニュー

一覧内のサブレーンを右クリックすることで、コンテキストメニューを呼び出すことができます。

項目	説明
名前の編集	サブレーン名の編集ダイアログが表示され、レーンの名前を変更することができます。
レーンの削除	選択したサブレーンを削除します。
レーンのコピー	選択したサブレーンをコピーします。上記の「レーンの貼り付け」機能で、他のレーンにコピーを貼り付けることができます。

注意:

レーンの順序を変更したい場合には、対象のレーンを一覧内で選択した後に、上下の手のアイコンのボタンを押すことで、順序を調整できます。
レーンの幅は、モデル内で操作することにより調整することができます。サブレーンがある場合には、レーンの幅の調整に従って自動的に調節されます。例えば、サブレーンが2つの場合には、親レーンの幅の半分の幅になり、サブレーンが3つの場合には、親レーンの幅の3分の1の幅になります。