Connector

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Connector

Connector はUMLの要素間のいろいろな接続を表します。接続は、要素のConnectorsコレクションを通して関連する2つの要素いずれからでも参照することができます。

新しい接続を作成する場合には、有効な種類を指定する必要があります。指定できる種類は以下のいずれかです。

 

単語

対応する接続

Aggregation

集約

Assembly

アセンブリコネクタ

Association

関連

Collaboration

コミュニケーション図のメッセージ

CommunicationPath

コミュニケーションパス

Connector

コネクタ

ControlFlow

コントロールフロー

Delegate

委譲

Dependency

依存

Deployment

配置

ERLink

(現在未使用)

Generalization

汎化

InformationFlow

情報フロー

Instantiation

インスタンス化

InterruptFlow

例外フロー

Manifest

明示

Nesting

ネスト

NoteLink

ノートリンク

ObjectFlow

オブジェクトフロー

Package

パッケージ

Realization

実現

Sequence

シーケンス図のメッセージ

StateFlow

遷移

TemplateBinding

テンプレート束縛

UseCase

ユースケース図の「利用」

 

 

プロジェクト内の関係するテーブル: t_connector

 

属性

属性

R/W

説明

Alias

string

RW

接続の別名です。

AssociationClass

Element

R

関連クラスがある場合、そのクラス要素が含まれます。

(ビルド1300以降で利用可能)

ClientEnd

ConnectorEnd

R

接続の端を表すConnectorEndへの参照ポインタです。

ClientID

int

RW

ソース側の要素のIDです。

Color

int

RW

接続の色を指定します。

色の数値の指定方法は「色の値の指定」のページをご覧ください。

ConnectorGUID

object

R

接続のGUIDです。システムが生成します。

ConnectorID

int

R

接続のIDです。システムが管理します。

Constraints

Collection

(ConnectorConstraint)

R

接続に定義された制約のコレクションです。

ConveyedItems

Collection

(Element)

R

接続で運ばれる要素のコレクションです。

このコレクションに項目を追加する場合には、既存の要素のみ追加できます。

Connector.ConveyedItems.AddNew("対象の要素のGUID","")のように、第一引数に要素のGUIDを設定してください。

CustomProperties

Collection

(CustomProperty)

R

追加属性(追加プロパティ)の情報です。CustomProperty 型のオブジェクトのコレクションです。

DiagramID

int

RW

接続が配置されているダイアグラムIDです。

シーケンス図およびコミュニケーション図のメッセージでのみ有効です。関連などの通常の接続については、DiagramLinkが該当します。

Direction

string

RW

接続の向きです。次のうちの1つを指定する必要があります。

  • Unspecified
  • Bi-Directional
  • Source -> Destination
  • Destination -> Source  

 

接続の誘導可能性を指定したい場合には、ConnectorEndのNavigable属性の値を設定してください。

(参考:UMLでサポートされている属性)

EndPointX

int

RW

ターゲット側の端の横方向の位置です。シーケンス図のメッセージなど、1つのダイアグラムのみに配置される接続に対してのみ有効です。

 

座標の値は、画面の左上を(0,0)とする座標系になっています。

EndPointY

long

RW

ターゲット側の端の縦方向の位置です。シーケンス図のメッセージなど、1つのダイアグラムのみに配置される接続に対してのみ有効です。

 

座標の値は、画面の左上を(0,0)とする座標系になっています。

EventFlags

string

RW

メッセージに関連するいろいろな情報を保持します。

ForeignKeyInformation

string

R

外部キーに関する情報を返します。

FQStereotype

string

R

ステレオタイプが定義されているプロファイル名も含む、ステレオタイプ名を返します。

例: ProfileName::StereotypeName

IsLeaf

bool

RW

接続がリーフ(端点)であるかどうかを示します。

IsRoot

bool

RW

接続がルートであるかどうかを示します。

IsSpec

bool

RW

接続が明確であるかどうかを示します。

MessageArguments

string

R

Connectorがシーケンス図やコミュニケーション図のメッセージを示している場合に、そのメッセージの引数です。

MetaType

string

R

UMLプロファイルで定義した要素の、要素の種類を示す文字列です。

(_metataypeの定義で設定された値です。)

MiscData

string

R

このプロパティは、Enterprise Architect内部で利用されている内部データを直接参照するための属性です。この属性に格納される情報や格納形式についての情報は公開していません。

  • MiscData[0]は、内部テーブルのPDATA1フィールドに含まれている内容を返します。
  • 同様にして、MiscData[4]までが利用できます。

Name

string

RW

接続の名前です。

Notes

string

RW

接続についてのノートです。

ObjectType

ObjectType

R

オブジェクトの識別に利用します。

Properties

Properties

R

この接続に定義されたプロパティ情報を返します。

このプロパティに含まれる情報は現在は公開しておりません。

ReturnValueAlias

string

 

戻り値の別名です。

RouteStyle

int

RW

現在は利用されていません。

SequenceNo

int

RW

シーケンス図およびコミュニケーション図のメッセージの、図の中における順序を示す数値です。

StartPointX

long

RW

ソース側の端の横方向の位置です。シーケンス図のメッセージなど、1つのダイアグラムのみに配置される接続に対してのみ有効です。

 

座標の値は、画面の左上を(0,0)とする座標系になっています。

StartPointY

long

RW

ソース側の端の縦方向の位置です。シーケンス図のメッセージなど、1つのダイアグラムのみに配置される接続に対してのみ有効です。

 

座標の値は、画面の左上を(0,0)とする座標系になっています。

StateFlags

string

RW

接続に関する追加情報です。

主にシーケンス図のメッセージに関連する情報が格納されます。それぞれの内容をセミコロンで区切ります。

Stereotype

string

RW

接続のステレオタイプです。

(ステレオタイプを削除する(空文字を設定する)場合はStereotypeExをご利用ください。)

StereotypeEx

string

RW

接続のすべてのステレオタイプがカンマ区切りで格納されています。取得時はステレオタイプの名前のみですが、設定時にはプロファイル名を含めた形で設定することもできます。

StyleEx

string

RW

接続のスタイルに関する追加情報です。

Subtype

string

RW

接続のサブタイプを必要に応じて指定します。

SupplierEnd

ConnectorEnd

R

接続の端を表すConnectorEndへの参照ポインタです。

SupplierID

int

RW

ターゲット側の要素のIDです。

TaggedValues

Collection

(ConnectorTag)

R

接続に定義されたタグ付き値のコレクションです。

TemplateBindings

Collection

(TemplateBinding)

R

テンプレート束縛の接続が保持できる、束縛パラメータについて取得・設定するためのコレクションです。

TransitionAction

string

RW

遷移のアクションについての情報です。

TransitionEvent

string

RW

遷移イベントに関する情報です。

TransitionGuard

string

RW

遷移のガード条件についての情報です。

Type

string

RW

接続の種類です。

(有効な種類の名前は、プロジェクト内のt_connectortypesテーブルで定義されています。)

TypeInfoProperties

TypeInfoProperties

R

TypeInfoPropertiesを参照する場合に利用します。

(ビルド1500以降で利用可能)

VirtualInheritance

string

RW

継承が仮想継承であるかどうかを示します。

Width

int

RW

接続の既定の幅(太さ)を指定します。

 

 

操作

操作

戻り値の型

説明

GetLastError()

string

最後に発生したエラーの詳細情報です。

GetTXAlias

(string Code,

int Flag)

string

複数言語機能を利用時に、指定した言語の別名を取得します。

(ビルド1526以降で利用可能)

 

引数:

  • Code: String - 2文字で示される、対象の言語を示す文字列 (具体的な文字列は、複数言語機能の設定のダイアログに表示されています。)
  • Flag: Long
    • 0 = プロジェクトに保存されている情報を取得
    • 1 = プロジェクトに保存されている情報が更新されていれば、自動翻訳した結果を返す。更新されていなければ、プロジェクトに保存されている情報を取得
    • 2 = 自動翻訳した結果を返す

GetTXName

(string Code,

int Flag)

string

複数言語機能を利用時に、指定した言語の名前を取得します。

(ビルド1526以降で利用可能)

 

引数:

  • Code: String - 2文字で示される、対象の言語を示す文字列 (具体的な文字列は、複数言語機能の設定のダイアログに表示されています。)
  • Flag: int
    • 0 = プロジェクトに保存されている情報を取得
    • 1 = プロジェクトに保存されている情報が更新されていれば、自動翻訳した結果を返す。更新されていなければ、プロジェクトに保存されている情報を取得
    • 2 = 自動翻訳した結果を返す

GetTXNote

(string Code,

int Flag)

string

複数言語機能を利用時に、指定した言語のノートを取得します。

(ビルド1526以降で利用可能)

 

引数:

  • Code: String - 2文字で示される、対象の言語を示す文字列 (具体的な文字列は、複数言語機能の設定のダイアログに表示されています。)
  • Flag: int
    • 0 = プロジェクトに保存されている情報を取得
    • 1 = プロジェクトに保存されている情報が更新されていれば、自動翻訳した結果を返す。更新されていなければ、プロジェクトに保存されている情報を取得
    • 2 = 自動翻訳した結果を返す

IsConnectorValid

bool

接続が、文法に沿っているかを返します。

Falseが返された場合にはGetLastErrorメソッドで詳細な情報を取得することができます。

SetFeatureLink

(FeatureLinkType startType,

string guidStart,

FeatureLinkType endType,

string guidEnd)

bool

属性や操作間の接続になるように、両端の項目を指定します。

(ビルド1600以降で利用可能)

SetTXAlias

(string Code,

string Translation)

なし

複数言語機能を利用時に、指定した言語の別名を設定します。

(ビルド1526以降で利用可能)

 

引数:

  • Code: String - 2文字で示される、対象の言語を示す文字列 (具体的な文字列は、複数言語機能の設定のダイアログに表示されています。)
  • Translation: String - 設定対象の文字列

SetTXName

(string Code,

string Translation)

なし

複数言語機能を利用時に、指定した言語の名前を設定します。

(ビルド1526以降で利用可能)

 

引数:

  • Code: String - 2文字で示される、対象の言語を示す文字列 (具体的な文字列は、複数言語機能の設定のダイアログに表示されています。)
  • Translation: String - 設定対象の文字列

SetTXNote

(string Code,

string Translation)

なし

複数言語機能を利用時に、指定した言語のノートを設定します。

(ビルド1526以降で利用可能)

 

引数:

  • Code: String - 2文字で示される、対象の言語を示す文字列 (具体的な文字列は、複数言語機能の設定のダイアログに表示されています。)
  • Translation: String - 設定対象の文字列

Update()

bool

既存の要素を変更した場合や新しい要素を追加した場合に更新するメソッドです。

Falseが返された場合にはGetLastErrorメソッドで詳細な情報を取得することができます。