振る舞いモデルからのソースコード生成

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振る舞いモデルからのソースコード生成

 

Enterprise Architectのユニファイド版およびアルティメット版では、ステートマシン図・アクティビティ図・シーケンス図の振る舞い図からのソースコード生成に対応します。

 

ソフトウェアプログラミング言語の C言語, C++, C#, Java, VB.Netはステートマシン図・アクティビティ図・シーケンス図の3つが対象です。ハードウェア記述言語の VHDL, Verilog, SystemCからはステートマシン図の生成に対応します。

 

 

対象のダイアグラム

以下の振る舞い図からソースコード生成することができます。

 

 

構造

振る舞いモデルからのソースコード生成を実行するためには、振る舞い要素がコード生成対象となるクラス要素の子要素として保持されなければなりません。

 

 

振る舞いを定義する内容に、対象のクラスが含まれるパッケージ以外にある外部要素を参照する場合、現在のパッケージから外部要素を含むパッケージへインポートの接続を追加する必要があります。

 

 

サンプルプロジェクトで動作を確認する

振る舞い図からのソースコード生成機能を試すには、サンプルプロジェクトをご利用下さい。

 

この場合の手順は次の通りです。

#

操作方法

1

EAExample.qeaファイルを開きます。このファイルは、「ホーム」リボン内の「ヘルプ」パネルにある「ヘルプ」ボタンから「サンプルプロジェクトを開く」を選択すると表示することができます。

2

モデルブラウザ内で、以下のクラスを選択し、「コード」リボン内の「ソースコード」パネルにある「生成」ボタンから「選択した要素」を実行します。

サンプルプロジェクト | ソフトウェアエンジニアリング | Javaモデル(振る舞い定義あり) | 振る舞い図からのソースコード生成 | Order

3

完了したら、[Ctrl]+[E] を押すとEnterprise Architect内部のエディタで生成したコードの内容を確認することができます。

 

注意:

  • 振る舞いモデルからのソースコード生成は、ユニファイド版およびアルティメット版で利用可能です。
  • C言語でこの機能を利用する場合には、プロジェクトのオプションダイアログの「ソースコードの生成と読込 | C」のページで、「オブジェクト指向のサポート」の項目をTrueに設定する必要があります。
  • 振る舞いモデルからのコード生成を有効にするためには、対象の振る舞いモデル要素が、モデルブラウザで生成対象となるクラス要素の直下に子要素として配置されていなければなりません。
  • 振る舞い図からのコード生成で生成結果を得るためには、ソースコードを「上書き」する必要があります。プロジェクトのオプション設定で「既存のファイルを上書き」に設定する必要があります。

 

 

参照: