承認者とは、レビュー中の1つまたは複数の要素に割り当てられた人のことで、その要素のレビューを監視し、問題なく実施されていることを確認します。レビュー中の要素に承認者を割り当てる場合は、レビューのダイアグラムにレビュー対象の要素を追加した後、レビューとディスカッションサブウィンドウのレビュータブを利用します。この機能は、セキュリティ(アクセス権)の機能が有効になっている場合に利用できます。
自分が参加しているレビューで、承認者を割り当てる手順配下の通りです。
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操作方法 |
1 |
Ctrl+9を押し、レビューとディスカッションサブウィンドウを表示します。 |
2 |
レビューのダイアグラム・モデルブラウザ・レビュービューの右側の一覧で、対象の要素を選択します。 |
3 |
レビューとディスカッションサブウィンドウのレビュータブに要素名が表示されますので、その名前を右クリックし承認者の設定を選択します。承認者の設定ダイアログが表示されます。 |
4 |
追加ボタンを押し、一覧から対象者を指定します。必要に応じて、複数名を指定することもできます。 |
5 |
作成ボタンを押します。承認者の名前がレビューのビューおよびタブに表示されます。表示されない場合には、承認者の表示を展開してください。承認者は追加順ではなく名前順にソートして表示されます。 |
要素に承認者が設定されている場合の動作
レビュータブでは、要素名の下に「0 of 2 承認」というようなメッセージが表示され、続いて、割り当てられた各承認者のユーザー名が表示されています。メッセージ中の前の数字は承認ずみの数、後の数字はその要素のレビューを承認完了とするために必要な承認者の数です。承認者が割り当てられていない場合は、このメッセージは表示されません。
レビューの進行に伴い、承認者は、ステータスを変更する適切な状況に達するまで、プロセスを監視します。承認者は、レビュータブの自分の名前を右クリックして、状態を変更できます。
承認者が2人以上いる場合、承認者が状態を変更すると、モデルメッセージで他の承認者に以下のようなモデルメッセージが自動的に送信されます。
<承認者名>は、レビュー-<名前>の<要素名>の承認ステータスを更新しました。
状態は、<元のステータス>から<新しいステータス>に変更されました。
レビュー項目を確認し、必要に応じて対処してください。
レビュー中の要素へのリンクは、承認者がその要素に直接アクセスできます。
また、承認者は、自分が行動を起こしたことを示すモデルメッセージを送信するのではなく、他の承認者に行動を起こすように注意を促したい場合もあります。この場合、レビュービューで、最初の承認者は、必要な承認者の名前を右クリックして、「承認者にリマインダを送信」の項目を選択します。既定のモデルメッセージが表示され、必要に応じて、内容を編集したり宛先を追加したりすることができます。既定のモデルメッセージの内容は以下のとおりです。
項目「<要素名>」に関する承認者になっていますのでレビューに対する確認が必要です。
必要に応じて状態を変更してください。
この場合も、受信者にはレビュー中の要素へのリンクが表示され、直接アクセスできます。
参照: