動作解析の設定の定義

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動作解析の設定の定義

動作解析の設定は、パッケージに関連づけられて定義されます。動作解析の設定を行う場合には、いくつかの内容について設定します。

 

もし、プログラムの動作解析を行う場合には、少なくともビルドおよびデバッグタブの内容を記入しなければなりません。

 

 

 

利用手順:

動作解析の設定サブウィンドウから以下のいずれかの操作を行います。

リボン

  • コード > ソースコード > 動作解析の設定 > 動作解析の設定
  • 動作解析 > ツール > 動作解析の設定 > 動作解析の設定

キーボード

Shift+F12

 

 

動作解析の設定

作業

ページ

説明

ビルド

ビルド

ビルドを実行するためのコマンドを指定します。これは、Apache AntやVisual Studioのコマンドにすることができますが、開発環境に応じて調整することもできます。注意: エラーが発生した場合、関係するソースコードの行を表示できるようにするために、パーサを選択してください。パーサの設定は同じページにあり、多くの環境をサポートしています。

クリーン

クリーンビルドするためのクリーンコマンドを指定します。これは、システムを構築するために通常発行するコマンドラインです。これは、開発環境に応じて、Apache AntまたはVisual Studioコマンドになります。

テスト

テスト

テストを実行するためのコマンドを指定します。 これは通常、NUnitやJUnitの呼び出しが設定されます。

テストポイント

テストポイントを実行する際の設定を行います。

デバッグ

プラットフォーム

デバッグ対象のプラットフォームやデバッグ対象のプログラムの指定を行います。

トレースポイント

デバッグ中に遭遇したトレースポイントについての設定を行います。

ワークベンチ

ワークベンチ機能を利用するための設定を行います。

実行時ホスト

Enterprise Architectでコマンドラインを使用してデバッグ対象のプログラムを起動できるようにします。これは通常、デバッグにソケット転送を使用するMonoやJavaプログラムで使用されます。このコマンドは、デバッガを実行する前に実行されます。このコマンドで指定するポート番号は、デバッグページの「ポート」の設定に指定した値と同じ値にしてください。デバッガが起動すると、このポートでランタイムへの接続を試みます。成功した場合は、ブレークポイントをバインドしてプログラムを再開します。JavaとMonoには、デバッグ転送のコマンドラインオプションがあり、デバッガが接続するまでプロセスを中断することもできます。

ソース管理

マージ

動作解析の設定のコンテキストメニューからマージが選択されたときに実行されるスクリプトです。プログラムやシェルスクリプトを実行して、ソースファイル間のマージを実行します。

変更点

動作解析の設定のコンテキストメニューから変更点の確認が選択されたときに実行されるスクリプトです。プログラムやシェルスクリプトを実行して、ソースファイル間の変更点を確認します。

履歴

動作解析の設定のコンテキストメニューから履歴が選択されたときに実行されるスクリプトです。対象のファイルの履歴を表示します。

コミット

動作解析の設定のコンテキストメニューからコミットが選択されたときに実行されるスクリプトです。ソースファイルの変更をコミットします。

作業コピー

動作解析の設定のコンテキストメニューから作業コピーが選択されたときに実行されるスクリプトです。作業コピーに対する操作を行います。

リポジトリ

動作解析の設定のコンテキストメニューからリポジトリが選択されたときに実行されるスクリプトです。リポジトリに対する操作を行います。

コード分析

サービス

コード分析 サービスの動作方法を選択できます。リモートサーバーを使用するか、ローカルでライブラリを使用するかを選択できます。

ライブラリ

コード分析のライブラリに関する管理を行います。ここでは、プロジェクトのコードベースやリポジトリに基づいたライブラリを作成することができます。ここで作成したコード分析ライブラリは、mFQLクエリを使って検索することができます。mFQLで構成されたクエリを利用して、複数のライブラリを一括して検索することができます。

個別のオプション

サービス

LinuxやWindows用のEnterprise ArchitectのサテライトサービスのIPアドレスやポートを設定します。これらのサービスは、システム管理機能やリモートデバッグを組織全体で共有・利用するための仕組みです。

ジョブの設定

通知

動作解析の設定に含まれるコマンドのほとんどは、ジョブキュー内のジョブとして実行されます。各スクリプトでは、指定したジョブが完了したときに、指定したグループに通知を送信するように設定できます。ジョブの設定グループには通知の項目があり、モデルメッセージのグループのメンバーに表示するテキストに含まれるジョブの識別子と、対象のグループを指定します。

 

 

  • 完了時に投稿 - この項目にチェックを入れると、他の項目が設定可能になります。
  • ジョブの識別子 - ジョブを識別するための文字列を入力します。例: 'Installers Completed'
  • 投稿するグループ - ドロップダウンリストから、通知を送信するグループを指定します。

実行

対象のアプリケーションを通常実行するためのコマンドを指定します。

配置

配置を実行するためのコマンドを指定します。

記録

デバッグ時の動作記録の際の、記録内容をフィルタするための指定を行います。

シミュレーション

モデルをモデル上でシミュレーションするための設定を行います。

JavaScriptの実行

このセクションでは、動作解析の設定のコンテキストメニューからJavaScriptの実行を選択した場合に実行できるJavaScriptを作成・保存します。

 

実行すると、ジョブのキューに追加されます。