アドイン

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アドイン

 

 

アドイン機能を利用すると、Enterprise Architectに自在に機能を追加することができます。Enterprise Architectのアドインは、 APIを利用して作成します。

 

この機能を利用することで、Enterprise Architectを拡張して、製品に含まれない新しい機能を作成することができます。さらに、組織内のユーザーや、より広く業界全体に配布することもできます。アドイン機能を利用することで、製品ではサポートされていないモデリング言語やフレームワークのサポート機能を作成することも可能です。

 

アドインはActiveX COMオブジェクトとして実装されます。通常のアプリケーションではなく、アドインとして作成する場合には次のような長所・特徴があります。

 

 

Enterprise Architectはビルドごとに利用者からのさまざまな要望に対応して機能強化を続けているので、アドインの機能も徐々に拡張されていきます。しかし、基本的にはアドインは新しいバージョンでもそのまま利用できるようになっています。

 

 

以下の内容は、その他の特徴や注意事項です。

 

 

アドインを利用すると、Enterprise Architectの機能をさまざまな形で拡張することができます。他の拡張方法として UMLプロファイルもあります。アドインが 登録されると、アドインの管理ダイアログを利用して有効・無効の設定を行うことができます。

 

注意:

  • 2003年までのバージョンでは、アドインのインターフェース定義にAddn_Tmpl.tlb というファイルを利用していました。この形式は古い形式であり、バージョン7.0以降はこの形式のアドインを読み込むことはできません。この古い形式のアドインを利用している場合には、新しい現在の形式で再コンパイルする必要があります。
  • ヘルプのAPIやアドインメソッドの属性・操作などの説明は、C#で記載されています。その他言語を使用する場合は、各言語の型や文法に合わせてご利用下さい。
  • .NET環境を利用する場合、.NET4.0以降に対応します。
  • 読み込み専用版(Viewer)では、アドインのイベントの多くは利用できません。

 

 

アドインの作成と利用

この章では、アドインに関する次の内容について説明します。