インストールせずにEnterprise Architectを利用

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インストールせずにEnterprise Architectを利用

Enterprise Architectは、インストーラを利用してインストールし、利用する方法が基本となりますが、いくつかの制限付きで、インストールせずに利用することもできます。Enterprise Architectのファイルを読み取り専用のフォルダやUSBメモリなどにコピーして利用することができます。既定の設定については、設定ファイルを用意することで、個々の利用者がライセンスサーバへの設定を行う必要をなくすこともできます。

 

 

注意:

インストーラを利用して通常通りインストールする方法と比較して、以下の制限事項があります。

  • API・アドインやスクリプト機能は利用できません。
  • FEAPファイルは利用できません。
  • ユーザーオプションの「JET4.0を利用」のオプションが有効な場合のみ動作します。
  • 拡張子EAP/EAPXとの関連付けは行われませんので、Enterprise Architectを起動し、ファイルを開く必要があります。
  • 拡張子を指定し、Enterprise Architectを起動してファイルを開く機能は利用できません。

 

 

インストールせずにEnterprise Architectを利用するための環境を構築する担当者は、以下の手順でデータを作成する必要があります。

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操作方法

1

Enterprise Architectを通常通りインストールします。

2

Enterprise Architectを起動します。

3

ライセンスサーバに接続し、ライセンスを取得します。

4

「ホーム」リボン内の「画面と設定」パネルにある「オプション」ボタンを押すと表示されるメニューから「ユーザー」を選択します。「全般」グループにある「JET 4.0を利用(再起動が必要)」の項目にチェックが入っていなければ、チェックを入れます。

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その他、必要に応じてユーザーのオプションの設定を行い、Enterprise Architectを終了します。

6

レジストリエディタを起動し、 HKEY_CURRENT_USER\Software\Sparx Systems\EA400\EA\Options の内容をファイルに出力します。

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Enterprise Architectをインストールしたディレクトリに含まれるすべての内容を、ネットワークドライブやUSBメモリなど、起動したい場所にコピーします。

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コピー先の、EA.exeが含まれるディレクトリに ea.ini という名前のテキストファイルを作成し、テキストエディタで開きます。

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手順6で出力した内容のうち、既定値として設定したい内容の行をea.iniファイル内にコピーします。

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特に、以下の内容について含まれているかどうか確認してください。

SKT, SSKSAddress, SSKSPassword, AutoCheckoutEx

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必要に応じて、コピー先のファイルを読み取り専用にし、編集できないようにします。

 

注意:

  • ea.iniファイルに設定する内容が既にわかっている場合、手順2から5までは省いても構いません。
  • 設定した既定値をユーザーごとに変更可能にしたい場合には、 "INIFILE_VERSION"=dword:00000043 を追加し、その行の後に項目を指定して下さい。

 

 

設定ファイルの例 - アルティメット版のライセンスをライセンスサーバから取得する

次の例は、ライセンスサーバlicenseserverからアルティメット版のライセンスを自動取得する動作にするための設定の例です。それぞれのユーザーは、起動後に他のエディションのライセンスを取得するように設定を変えることもできます。

 

     "SKT"=dword:00000001

 

     "SSKSAddress"="ssks://licenseserver"

 

     "SSKSPassword"=""

 

     "INIFILE_VERSION"=dword:00000043

 

     "AutoCheckoutEx"=hex:1a,00,00,00

 

 

この設定ファイルが配置された位置にあるEA.exeを実行することで、Enterprise Architectをインストールせずに利用することができます。