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コントロールパッケージを利用するためには、いくつかの設定項目を指定する必要があります。このオプションには、利用するXMLファイルの名前と位置・出力形式・バージョン番号などが含まれます。
パッケージの設定が完了しコントロールパッケージとして扱われるようになりますと、モデルブラウザのパッケージのアイコンの右上に赤い点が表示されます。
注意: |
セキュリティ(アクセス権)機能が有効の場合には、「パッケージの管理」のアクセス権が必要です。 |
利用手順:
モデルブラウザで対象のパッケージを選択:
リボン |
プロジェクト > バージョン管理 > パッケージの設定 |
キーボード |
Ctrl + Alt + P |
手順:
# |
操作方法 |
1 |
コントロールパッケージにするパッケージをモデルブラウザで選択します。 |
2 |
上記利用手順を実行します。 |
3 |
パッケージの設定ダイアログが表示されます。 |
4 |
必要に応じて設定します。このダイアログでは、以下の設定ができます。 |
5 |
OKボタンを押すと、設定した内容を保存します。 |
項目 |
説明 |
バージョン管理あるいは |
チェックを入れると、コントロールパッケージとして扱われるようになります。バージョン管理する場合にも、この項目へのチェックが必要です。この項目がチェックされ、バージョン管理の設定がされていない場合に「コントロールパッケージ」として扱われます。 |
パッケージ間の参照情報を常に保持 |
パッケージ間にまたがる要素や接続の情報を適切に関するための情報をXMIファイル内に追加で保持します。これにより、要素や接続の更新・削除などの情報をツールが適切に管理することができるようになります。 この項目にチェックを入れると、オプションの「XMI1.1/2.1の読み込みで、存在しない要素のプレースホルダを配置」にチェックを入れた場合と同じ挙動にもなります。 |
バージョン管理 |
バージョン管理のドロップダウンリストをクリックし、使用する設定を選択して下さい。設定を選択しない場合には、一括入出力の機能を利用する設定になります。 指定した設定でパッケージのバージョン管理が行われます。 |
XMIファイル名 |
「XMIファイル」名の欄には、入出力するXMIファイルのパスと名前を指定します。このファイル名にはローカルパス機能で定義されるマクロを利用することもできます。例えば、
myLocalPath="C:\Documents and Settings\John\ Desktop\EA Models"
この場合には、%myLocalPath%\CIM.xml は C:\Documents and Settings\John\Desktop\EA Models\CIM.xmlと 同じになります。
「UML/XMIの種類」のドロップダウンリストでは、XMIファイルの形式を指定します。「Enterprise Architect XMI/UML1.3」以外を選択すると、Enterprise Architectへの読み込みの際にモデルの一部の情報が欠落する可能性がありますのでご注意下さい。 |
UML/XMIの種類 |
読み書きする形式を指定します。以下のいずれかを選択できます。
Enterprise Architectで作成した全ての内容を完全に保持・復元するためには、「Enterprise Architect XMI 1.1」を選択してください。UML2.5に含まれる内容は、タグ付き値として保持します。 |
バージョンID |
バージョンIDを設定します。任意の値を指定できます。 |
所有者 |
パッケージの所有者を設定します。 |
DTDの利用 |
DTDを利用するかどうか設定します。 (この項目は、Enterprise Architect XMI/UML 1.3 や Rational Rose/Unisys UML 1.3 の形式の場合には利用できません) |
ログを出力 |
ログファイルを出力するかどうかを設定します。 |
一括出力 |
パッケージが一括出力の対象かどうかを指定します。 |
一括読込 |
パッケージが一括読み込みの対象かどうかを指定します。 |
子パッケージも含む |
パッケージに含まれる子パッケージの情報も出力するかどうかを指定します。 チェックを外すと、子パッケージについてはスタブ(ダミーデータ)が出力されます。なお、「Enterprise Architect XMI/UML1.3」の場合のみ、チェックを外すことができます。 |
OK |
このボタンを押すと、変更内容を保存しダイアログを閉じます。 |
注意: |
一括読み込みを行うときには、XMIファイルの日付が保存されます。現在の対象ファイルが保存されているファイルの日付と同じである場合には(対象ファイルが変更されていない場合には)、読み込みは行われません。 |
注意: |
コントロールパッケージをファイルから読み込む場合には、現在の内容がいったんすべて削除され、それからファイルの内容が作成されます。作業を行う前に、前のバージョンに戻す必要がないかどうか確認してください。
バージョン管理をしている状態で、”指定された名前のファイルが既に存在します。別の名前を指定して下さい。”というメッセージが表示される場合、同じ名前のXMIファイルが既にバージョン管理リポジトリ内に存在することを意味しています。現在作業中のモデルがリポジトリと同じである場合は、一旦、該当するパッケージを削除し、「パッケージの管理 | パッケージを指定して追加」 にて該当パッケージをリポジトリから取得してください。 |
参照: