プロジェクトファイルとリポジトリの管理

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プロジェクトファイルとリポジトリの管理

 

 

項目

説明

Enterprise Architectのモデル構成

Enterprise Architectのモデルは、1つ以上のモデルルートから構成されています。

モデルルートとは特別な種類のパッケージです。APIではParentIDが0のパッケージがモデルルートです。

モデルルートにはパッケージが含まれます。パッケージには要素やダイアグラム・別のパッケージが格納されます。

つまり、再帰的にパッケージを探索することで、モデル内の全てのダイアグラムや要素を参照することができます。また、「新規追加」でモデルルートを追加することもできます。

 

プロジェクトの管理には以下のような項目があります。:

プロジェクトファイルとリポジトリ

Enterprise Architectのモデルはプロジェクトファイルかリポジトリに保存されます。 プロジェクトファイルは.EAPXあるいはEAPの拡張子を持つファイル (Microsoft JET データベース)か、FEAPの拡張子を持つファイル(FireBirdデータベース)上で動作します。JETデータベースは、MicrosoftのAccessで利用されている形式です。コーポレート版以上では、以下のようなDBMSリポジトリに格納することもできます。

 

 

モデルを指定して作業を開始する方法は、 プロジェクトファイルの作成と利用 で説明しています。

プロジェクトの共有

Enterprise Architectではプロジェクトの共有機能を利用してチームでの開発を行うことができます。プロジェクトに対して複製を作成し、その複製に対して作業を実施します。その後、この変更を、マスタープロジェクトに対してマージします。

バージョン管理

EAのバージョン管理では以下のことが可能です。

  • ユーザー間でパッケージを共有できます。この場合、モデルの参照のみまたは最新のモデルにアクセス可能かのどちらかになります。
  • パッケージの保存と変更履歴の参照ができます。

 

EAのバージョン管理を使用するためには、Subversionや CVSやMicrosoft Common Source Code Control(CSS) 標準を満たすバージョン管理製品といった、サードパーティのバージョン管理アプリケーションが必要です。

セキュリティ(アクセス権)

注意:

この機能はコーポレート版以上で利用できます。

EAのセキュリティ機能は、ユーザ単位やグループ単位のセキュリティ管理をサポートしています。要素はユーザーごとまたはグループごとにロックすることができます。 EAにはセキュリティに関する2つのポリシーがあります。

 

  • 標準:各要素は通常、自由に編集できます。他の人に編集されたくないような状況では、ロックをかけて自分あるいはグループのみが編集可能とすることができます。
  • 厳格:編集する際には必ず排他ロックをかけなければなりません。同時に要素やダイアグラムを編集する危険性を回避できます。

追跡

追跡とは、プロセスに沿ってシステム内で設計されている可動化を確認する手段です。このプロセスはモデル内部でモデルを管理するためのものです。例えば、「この要求やユースケースを実現する要素は何か?」というような質問に答えるために必要になります。

監査

監査の機能はコーポレート版以上で利用できます。監査の機能を利用すると、Enterprise Architect内でのモデルの変更を全て記録することができます。監査を有効にすると以下の内容が記録されます。

 

  • 誰が要素を変更したか
  • どれだけの要素が変更されたか
  • いつ変更されたか
  • 以前の値が何であったか
  • どの項目が変更されたか

ベースラインと差分の管理

Enterprise Architectのコーポレート版以上では'ベースライン'(スナップショット)と呼ばれる機能が利用できます。指定したパッケージのある時点での状況を保存することができます。複数のベースラインを保存することもできます。保存したベースラインは、比較機能を利用して最新版との差分を確認したり、差分をマージしたりすることができます。

プロジェクトの転送

注意:

この機能はコーポレート版以上で利用できます。

Enterprise Architectでは、リポジトリの転送機能も提供しています。

APIとアドイン

EAのAPIを利用するとEAのモデルにアクセスできるようになります。Microsoft C# や JavaのようなActiveX COMを利用できる言語であれば、どのような開発環境でもAPIに接続することが可能です。

アドインはActiveX COMのDLLです。Enterprise Architectのアドインインターフェースを実装すると、Enterprise Architectの機能を拡張することができます。

チームライブラリ

Enterprise Architectではプロジェクトのチームライブラリ機能を提供しています。モデルの関するさまざまな内容を議論することができます。別のプロジェクトのチームライブラリ情報に接続することもできますので、複数のプロジェクトのチームライブラリを1つのプロジェクトに集約して効率よく利用・確認することもできます。

複製

ネットワークを通してモデルを共有することもできます。また、複製機能を利用して共同作業を行うこともできます。 この複製の機能は、一つの.EAPのモデルを広範囲に利用する便利な手段です。時々、デザインマスターと複製の間で、内容を同期させます。複製の前にバックアップを取っておくことが推奨されています。

複製は.EAPX/EAPファイルのみで動作し、FEAPファイルやDBMSサーバーに置かれたリポジトリ上では利用できません。

 

 

参照: