ダイアグラムフィルタ サブウィンドウ

<< 目次を表示 >>

ページ位置:  モデル内の探索・検索・追跡 > モデル内の検索 >

ダイアグラムフィルタ サブウィンドウ

 

ダイアグラムフィルタの機能を利用すると、ダイアグラムの内容を変更することなく、指定した条件で内容を「絞り込む」ことができます。これにより、レビューなどの場において、関係する情報のみに着目することが容易になります。条件としては、作者・状態・作成日やステレオタイプなど、要素のプロパティを指定できます。

 

ダイアグラムフィルタの機能は、例えば以下の場面で有効です。

 

 

このダイアグラムフィルタの機能は、以下のような利用方法が考えられます。

 

 

ダイアグラムフィルタは、パッケージブラウザやダイアグラムの一覧形式表示の場合でも利用できます。

 

 

利用手順:

リボン

ダイアグラム > ツール > フィルタ

 

詳細:

項目

説明

メリット

 

ダイアグラムフィルタを利用すると、例えば以下のような場合に効果的です。

 

  • 1つのダイアグラムについて、ダイアグラムの内容を直接変更せずに、異なる立場の人がそれぞれの立場での着目すべき点の情報を表示する
  • 最近更新された要素のみに着目する
  • 特定の人によって作成された要素に着目する
  • 特定のフェーズ・バージョンに関係する要素を抽出する

 

フィルタの機能は、パッケージブラウザダイアグラム内の一覧表示に対しても適用することができます。ただし、この場合には、フィルタの効果については、どれを選択しても結果は変わりません。

フィルタの定義方法

 

フィルタは、必要に応じていくつでも自由に作成することができます。それぞれのフィルタでは、要素あるいは接続に対しての条件を指定します。条件は、要素や接続のプロパティに対して特定の値あるいは条件を指定します。

なお、要素と接続の条件を組み合わせたフィルタを作成することはできません。ただし、それぞれの対象に対して作成したフィルタを同時に適用させることは可能です。要素のフィルタと接続のフィルタを同時に適用した場合には、まず要素のフィルタを適用し、その結果通常表示されている接続に対して、接続のフィルタが適用されます。

 

フィルタを適用することで、以下のような処理が可能になります。:

 

  • 関係のない要素およびその要素につながる接続を薄い色で目立たないように(フェードあるいはグレー表示して)表示する
  • 関係のない要素およびその要素につながる接続を非表示にする(隠す)
  • 関係のある要素を全て選択する

フィルタ適用時の効果

-隠す・フェード・グレー表示

フィルタの効果として隠す・フェード・グレー表示を選択した場合には、フィルタの条件に合致しない要素や接続が薄く表示あるいは非表示になります。

例えば、要素の名前にClassという文字列を含む、というフィルタを定義し、適用した場合を考えます。この場合の処理内容は次のようになります。

それぞれの要素に対して、名前にClassを含むかどうか、チェックします。もし含む場合には、何も処理をしません。含まない場合には、処理を実行、すなわち薄く表示するか非表示になります。

つまり、フィルタに該当する要素のみがダイアグラムにそのまま表示されます。

フィルタの効果は、ダイアグラム内で他の操作を行う場合も継続して有効になります。フィルタを無効化するまで継続します。

フィルタ適用時の効果 - 選択

 

 

フィルタの効果として、「要素を選択」を選択した場合には、以下のようになります。

それぞれの要素に対して、名前にClassを含むかどうか、チェックします。もし含む場合には、処理を実行、すなわちその要素は選択状態になります。含まない場合には、何も処理をしません。

この場合には、フィルタの効果は、ダイアグラム内で他の操作を行うと解除されます。

この「要素を選択」の効果は、大きなダイアグラムに多くの要素が配置されているような状況で、範囲選択や個別選択で複数の要素を選択するのに手間がかかる場合に、効果的です。

なお、意図せず選択状態が解除されてしまった場合でも、再度フィルタを適用し直せば、再度条件に合致する要素が選択状態になります。

適用

フィルタは単一でも適用できますし、組み合わせでも適用することができます。

フィルタの適用例として、以下のようなケースがあります。

 

  • フィルタをダイアグラムに適用し、適用したまま必要に応じてフィルタの条件を変えることができます。例えば、「フェーズ」の情報に対して、現状(As-Is)と変更後(To-Be)を示すためにフィルタを利用する場合が考えられます。
  • フィルタは適用したままにできますので、他のダイアグラムを表示したり、ダイアグラムの内容を編集したりすることもできます。
  • 複数のフィルタを利用することもできます。
  • 複数のフィルタを個別に有効にすることで、同じダイアグラムを異なる観点で切り替えて表示することができます。

「ビューのフィルタ」フォルダ

既定の状態では、利用者が作成するフォルダの他に、「ビューのフィルタ」フォルダが表示されます。このフォルダは、ダイアグラムのビューを指定した場合には、そのビューに含まれない要素あるいは接続をフィルタできます。

 

 

参照: