Enterprise Architect 10.0の新機能のご紹介

ここでは、Enterprise Architectのバージョン10.0の情報をお知らせします。バージョン10.0は、12月14日にリリースしました

主な強化ポイント

バージョン 10.0での主な強化ポイントを4つご紹介します。それ以外の強化ポイントの概要につきましては、以下のPDFドキュメントをご覧ください。

Enterprise Architect10.0機能ガイド (12/10最終更新)

そのほかにも、300項目以上の機能強化・バグ修正が含まれます。また、バージョン10.0でWindows 8に正式対応いたしました。

操作やメニュー構成などの改善

ダイアグラム内の操作やメニュー構成などについて、利用者の皆様から寄せられた声を元にさまざまな改善を行いました。その一部を紹介します。

  • シーケンス図のメッセージについて、ドラッグした場合には常に「移動」になるようにしました。
    (順序の入れ替えは、ALTキーを押しながらドラッグする)
    また、フラグメント内のメッセージは外に出ないようにするなど、いくつかの改善を加えました。
  • クラス要素など四角形で表示される要素について、表示する内容がない場合には、名前の下の区切り線を表示しないようになりました。
  • 状態に対して領域を定義した場合、子状態はいずれかの領域に厳密に所属するように操作を制限しました。
    (状態要素をドラッグすることにより、領域間での移動が可能です)
  • クイックリンク機能を利用中の、接続先の要素を示す点線枠の表現を改善しました。
    (特に、シーケンス図でのクイックリンクの利用時にわかりやすくなりました。)
  • プロジェクトブラウザから要素をダイアグラム内にドロップした場合に表示される画面を、要素の種類を問わず共通画面を表示するように改善しました。
  • プロジェクトブラウザ内での、カット(Ctrl+X)&ペースト(Ctrl+V)に対応しました。
  • ユースケース図の拡張の接続に対して、拡張点の情報を表示可能になりました。
  • 状態要素の内部遷移に対応しました。
  • ダイアグラム内の要素に対して、ダイアグラムフィルタの機能を簡単に利用できる、入力欄を追加しました。
  • メインメニューおよびコンテキストメニューの内容・構成を全体的に見直しました。主に、サブウィンドウを呼び出すためのメニュー項目の位置を変更しています。

シミュレーション機能の強化

シミュレーション機能について、Win32画面設計で作成した画面と連動させる機能を追加しました。以下の例では、アクティビティ図と画面を連動させて、ログイン時の画面遷移のシミュレーションを行っている場面の例です。アクション「ログイン画面を開く」でWin32画面設計で作成した画面を表示した後、OKボタンを押すと発行されるイベントを待っています。その後、テキストボックスに入力された値で処理を分岐します。


(クリックで拡大)

また、アクションごとに「経過時間」が設定できるなど、時間に関するいくつかの機能を追加しました。

SysML 1.3への対応

2012年6月に確定したSysML1.3に対応しました。入れ子のポートなどのSysML1.3で定義された仕様に対応するほか、ブロック要素と内部ブロック図の連携・区画の表示内容・クイックリンク選択肢などの改善を行いました。あわせて、SysML利用時の処理速度についても改善いたしました。以下の画像は、SysML1.3で追加された、入れ子のポートの例です。

なお、今回のリリースに合わせて、日本語訳の単語については、書籍「システムズモデリング言語 SysML」を参考に用語について全体的に見直しました。

シーケンス図の自動生成機能がAndroid環境に対応

シーケンス図の自動生成機能が、JDWPに対応しました。これにより、JDWPを利用してAndoroidエミュレータや実機に接続し、動作内容からシーケンス図を自動生成できるようになりました。

動画

12月21日に放映した、バージョン10.0の新機能の紹介の動画もご覧いただけます。

Youtubeの動画ページへ
注意: この動画は説明の音声があります。音量の設定にご注意ください。

機能ガイド

Enterprise Architect10.0機能ガイド (12/10最終更新)

以前のバージョンの強化ポイント

Enterprise Architectバージョン9.3での強化ポイントについては、こちらのページをご覧ください